四神のモニュメント。
高松塚古墳やキトラ古墳の石室を護るように、四方の壁面に描かれている。四神とは天の四方を方角を司る霊獣とされている。
東・・・青龍 南・・・朱雀 西・・・白虎 北・・・玄武
高松塚古墳壁画は、昭和47年3月に橿原考古学研究所の調査により発見され、国宝に指定された。その後保存上一切公開されない。古墳の隣接地に、壁画館を建設して、石棺内部の模型と壁画の模写、模造を展示しているのが、この高松塚壁画館である。
壁画館内の撮影は禁止になっているので、「飛鳥の美、ここに再現」という、高松塚壁画館のパンフレットの表紙を、写真に写してここに掲載した。
彩色壁画は、現状模写、一部復元模写、壁画再現模造模写など、忠実に再現された秘宝を館内で観ることができる。
壁画館を出て、高松塚古墳へと登っていった。
古墳の前には、説明板がある。
壁画館で観て来た古代の秘宝がここに、古代と現在を繋げるように厳然と存在する。
公園内に咲いていた百日紅を最後にここに集めた。
大きな木のある公園内は、散策に都合よく、この日も木陰はからっとした風が吹いて、気持ちよく散策できた。
暫く続いた、飛鳥歴史公園歩きはここで閉じたい。
なお、「光る古代へ」というテーマで、「飛鳥の光の回廊」が9月14~15日、18時~21時まで行われるパンフレットを貰ってきた。