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「一言さんの銀杏も良かったけど、168の道筋にある大日川(おびかわ)の銀杏見事だから、見に行かれては・・・」
との情報だった。
「じゃあ、来年の楽しみにします。」と返信したのが昨夜だった。
今朝起きてみると、昨夜から今朝にかけての寒冷前線の通過で、庭に木の葉が散っているのを見て、大日川の銀杏が絨毯になっているのじゃないかと思い、友人を誘って出かけた。
元西吉野村だったのが9月に合併して市内になったばかりの場所で、車では20分もかからない場所である。
途中の柞の紅葉を目で楽しむドライブ。
神社の境内は銀杏の絨毯に敷き詰められていた。
「やった~~!」 昨夜風が吹かなかったら、おそらく、来年までこの銀杏の黄葉とは出会わなかっただろう。
時々、風が吹くたびに舞い落ちる黄色い葉っぱの中で、「銀杏が空からふってくるみたいやなぁ」と与謝野晶子の短歌を思い出していた。