カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

大日川(おびかわ) 銀杏の絨毯

2005年11月30日 | ☆ ふるさと・大和

5画面

このブログを読んでくださってるこの町の友人から、メールが届いた。
「一言さんの銀杏も良かったけど、168の道筋にある大日川(おびかわ)の銀杏見事だから、見に行かれては・・・」
との情報だった。
「じゃあ、来年の楽しみにします。」と返信したのが昨夜だった。

今朝起きてみると、昨夜から今朝にかけての寒冷前線の通過で、庭に木の葉が散っているのを見て、大日川の銀杏が絨毯になっているのじゃないかと思い、友人を誘って出かけた。

元西吉野村だったのが9月に合併して市内になったばかりの場所で、車では20分もかからない場所である。
途中の柞の紅葉を目で楽しむドライブ。
神社の境内は銀杏の絨毯に敷き詰められていた。
「やった~~!」 昨夜風が吹かなかったら、おそらく、来年までこの銀杏の黄葉とは出会わなかっただろう。
時々、風が吹くたびに舞い落ちる黄色い葉っぱの中で、「銀杏が空からふってくるみたいやなぁ」と与謝野晶子の短歌を思い出していた。

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風の森峠 古さと再発見

2005年11月29日 | ☆ ふるさと・大和

この町から峠を一つ越えると大和平野が視野に広がる。
その峠を、風の森峠という。いつも車で行き来している峠に、風の森神社という小さい小さい社のあることを知ったのは、つい最近である。祭神は志那都比古神といい風神である。

<葛城地方は、日本の水稲栽培の発祥の地とも言われ、風の神は五穀の実りを風水害から守る農業神として、古代から祀られてきた。>
「晩秋の万葉大和路」の講師・万葉植物研究家・尾上ツヤ子さんから、当日頂いた資料や説明である。
ふるさと再認識の日であった。

あまり近すぎて全体が撮れなかったが、和泉式部お墓と言われているそうだが、真偽のほどは分からないとの事。
ネット検索をしてみたら、次のような記事を見つけた。

<大阪府下を中心に、和泉式部の墓や供養塔は各地にあるが、これは女性遊行宗教者がイズミ式部の名で各地を回り、信仰と結びつけて式部の伝説や古跡を残したためで、この墓もそうしたものであろう。>

この墓についての記述ではないが、これを読む限り,風の森峠に和泉式部の墓と言われるものが存在するのも納得できる。
百人一首に、「あらざらむ此世の外の思ひ出に今ひとたびの逢ふ事もがな」とある作者の墓と言われるものがこの地にあることが、一種の感動であった
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湯豆腐 温かさ

2005年11月28日 | ★食の楽しみ

せっかく京都に出たのだから、この季節温かい湯豆腐をと、電車で蹴上まで行った。
南禅寺境内の中に、お気に入りの湯豆腐やさんがある。
大きな構えでもなく、名が知られている店ではないが、南禅寺辺りに行くとお昼は、必ずここでするようになったのは、何年か前のお正月七日からのことである。
たまたま、七草粥を食べる日だったこともあり、
「ご飯の代わりに、七草粥は、していませんか」と湯豆腐定食を注文する時たずねてみた。
「メニューにはないのやけど、今朝家族用に炊いたので・・・」
と言って、お粥を添えてくれた。
昔からの日本の食生活の習慣を、客が望んでいることを知って、それに応えてくれた女将さんの心遣いが嬉しく、以来、お昼時の京都では、この湯豆腐やさんに足が向くのである。
いつも、座敷の席だったが、ひざを痛めて正座が出来ないことを話すと、この大黒さんの横にある椅子席用の部屋に案内されたので、お気に入りが倍増した。
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東福寺の朱に染まって

2005年11月27日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

昨日、おそらく今年最後のもみじになるだろと、京都に出た。電車を使うと楽に行けることを、彦根行き以来痛感し、今回も、橿原神宮前の駐車場に車を置いた。これは大当たり。京都は、車に溢れ観光地付近は、渋滞というより停滞の状態であった。
東福寺三門

日本最古の三門で国宝指定されている、正面が25,5m、高さ22mの威容に圧倒される美しい造りである。

朱に染まって
(3画面)


通天橋
(4画面)


渓 洗玉潤
(2画面)


紅葉の彩
(3画面)




紅葉に酔って、疲れて、境内の茶屋で休憩する。
いっぱいの暖かい甘酒の生姜の利いた味にほっとする。
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黄葉を待っていた 

2005年11月27日 | ☆ ふるさと・大和

葛城一言主神社の銀杏が、すっかり黄葉した。
3度目の訪れでやっとこの大樹の黄葉に出会うことが出来た。


樹齢1200年、幹周4,3m、樹高25mのご神木は、境内いっぱいに広がっている。
木の下に立つと、黄色い天井が、頭上にあるようだ。


乳銀杏と呼ばれるのは、この乳根によるとのことである。


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