カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

おわら風の盆 K家のお庭に誘われて ①

2024年08月26日 | ▼ 思い出綴り

24日の夜・BSNHKで、「おわら風の盆」の放映がありました。

哀愁のあるメロディーにのせて勇壮な男踊りと優雅な女踊りに、すっかり見とれていた時間でした。

このおわら風の盆をテーマにした「灯り」の切り絵をお庭に招かれた夏の夕べを、ブログアップした過ぎた日のことを

思い出して、この度の思い出綴りにしました。

当日のブログに私は次のように書いていました。

8月15~16日は、この町の吉野川祭りである。

その期間中駅前商栄会通りから少し南に入ったところにあるK邸では、ご近所の人たちの手作りの灯りと、Kさんご夫妻の大作の灯り、さらに灯りの工芸展に入賞された方の、温かい心の篭った灯篭と、座敷を利用しての、素晴らしい灯りの集いが開かれ、「どなたでもごらんください」と優しいメッセージが門の扉に貼られている。

Kさんの奥様と、ご町内の若鮎さんから、
「今年が最後になりますので」とのお知らせとお誘いのお電話をいただいて、昨夜お伺いした。

 

お伺いした日、K邸の門にはこのような張り紙がありました。

私のブログは、下から2枚目の画像が大きい窓にあって、小さい窓にマウスをタッチすると大きい画像が変わるという

アップ方法を使っていましたので、踊りの様子などは何かはっきりしないので、当時の大きさにして今日アップしました。

 

 

 

 

 

 

広いお庭に面した座敷を二部屋開放して、ご夫婦が1年かけて作り上げた「おわら風の盆」の

切り絵をこの障子に写し出されるように演出されていました。

これを見せて頂いた時は、ただただ感動しているばかりでしたが、先週の土曜日のテレビを観て

男踊り、女踊りの、手の動き足の動きなどご夫婦の共同作業の素晴らしさに、感動を新たにしました。

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六甲山の花たち ②

2024年08月25日 | ▼ 思い出綴り

 

 

オカトラのオ

6~7月頃 根元のほうから先端に向けて、花が咲き上がっていく。
 この花の穂が「トラの尾」のようなところからの命名。(実際はそんなに大きくはなく 猫のしっぽぐらいのサイズ)

 

コバイケイソウ

・湿地に生える高山植物。7月頃に咲く。・花穂の姿が個性的♪・梅の花に似た「梅蕙草」という、似た姿の
 高山植物があるが、それより小さいことから「小梅蕙草」となった。

 

コウホネ

川などに生え、 水中にある根茎が白く、ゴツゴツして 骨のように見えるので 河骨(かわほね)と
 書かれるようになった。また、読みは「かわほね」から「こうほね」 に変化した。

・夏に黄色い花が咲く。しっかりした厚手の花。

シラタマノキの実

・高い山の岩石地なでに生える。・夏に、つぼ型の白い花が咲き、 そのあとで白い実がなる。
 実は赤いものが多く、「白い実」というのは珍しい。

チングルマの花と種

・高山植物。・花は白く、春から夏にかけて咲く。・花のあと、花柱が伸びてきてタネになる。
 風になびく姿がおもしろい。これを”子供の風車”に見立てて「珍車」となったらしい。

 

花いかだの実

春に、葉の真ん中あたりに花をつけ、 夏に同じ場所に 黒っぽい実をつける。

 

このような木道を歩いて行くと、両側にいろんな植物を見ることが出来ます。

たいてい花の傍にプレイとがありますので、名前をそれで知ることが出来ました。

今回思い出綴りをするにあたって、「季節の花300」でその花について調べたことを追加しました。

 

ハンカイソウ

 ・夏、太い茎の先端に  大きな黄色い花が咲く。 ・深く切れ込んだ、  大きな葉が特徴的。 ・日本が中国と陸続きの時の植物  といわれている(古い!) ・中国の紀元前2世紀、  漢の時代の高祖  「劉邦(りゅうほう)」に仕えた  有名な武将  ”樊噲(はんかい)と 張良”  のうち、     ”樊噲”の武将の名にちなんで  つけられた。  男性的な草の姿が  武勇に優れた”樊噲”を  思わせたらしい。

 

ギンバイソウ

・夏に白い、大きめの花が咲く。「白銀色」の「梅」のような花。・地下茎にある液を「のり」にすることがある。

もう15年も前に撮影した六甲山高山植物園の画像を手繰り寄せながら、涼しかった山のことを思い出しています。

 

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六甲山の花たち ①

2024年08月23日 | ▼ 思い出綴り

 

毎日酷暑続きですから、せめて思い出綴りだけを、少し高い山の花のある風景に

目の涼しさを求めてみました。

15年くらい前の高山植物と出会った7月の頃の事です。

高い山と言っても、遠く信州方面へ行くのではなく、1泊くらいで友人と訪ねた六甲山です。

 ニッコウキスゲが高山植物園で待っていてくれました。

ニッコウキスゲば、別名ワスレグサで、これはたった1日だけ咲いて夕方には萎れてしまう花から

「すぐ忘れられてしまう花」ということから名付けられたそうです。

小さく可愛い青い花の咲くワスレナグサとよく似た名ですが別の花です。

この日のブログは、上の花だけが大きく掲載されて、後の花は小さい窓の中。

だから、再びの思い出綴りをするきっかけになりました。

 

高山植物園の中の歩道の両側が、ニッコウキスゲの花盛りで、高原の花園が嬉しくて

行ったり来たりいっぱい歩き回りました。

 

 

 

キルタンサス(和名は笛吹スイセン)

少し離れてこんな花が咲いていました。

初めて見た花で、名前のプレートがあったので記録しておきました。

 

カライトソウ

キレンゲショウマ

 

アメリカセンノウ

どの花にも名前のプレートがあったので、出会った高山植物がみんなとても愛おしくなりました。

 

 

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不気味な夕焼け空

2024年08月22日 | 

午後6時30分障子が赤くなっています。

夕焼なのだと思って、カメラを持って外に出ました。

太陽はすでに山の向うに入ってしまっているのに、高い空の雲が焼けたまま真上に広がっています。

 

 

 

 

西の空だけは、こんなふうに黒い雲とわずかな夕焼け雲があるばかりでした。

20分ばかりで、すっかり夜の帳が下りてきました。

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楽しいデーサービス 思いっきり歌った日

2024年08月19日 | ディーサービス

 

デイサービスの日でした。

「今日は歌を歌いますよ。」みんな揃ったところで、主任さんがそう言ってくれました。

「やったー!」声に出さなかったけど私は心の中で嬉しくて、そう叫びたい気持ちでした。

 

二人の音楽療養師の若い先生か来てくれました。

バイオリンを演奏してくれたのは、前に来てくれた人でした。

「夏の思い出」を聴かせてくれました。

水芭蕉咲く木道の道を歩いた遠い昔の尾瀬の風景を思い出しながら聴きました。

続いてみんなに歌詞カードのファイルを、渡してくれました。

先生のピアノに合わせて、カードを見ながら、大きい声で歌いました。

家での暮らしの中では、聴くことはあっても声を出して歌うことなど滅多にありません。

それもピアノに合わせて思いっきり大きい声で歌うのですから、どんなストレスも吹っ飛んでしまいます。

 

上のような歌詞カードです。

歌った歌を思い出しながら、書き残して置きます。

柿の木坂の家・東京だよおっ母さん・朝は何処から・東京ラプソディー・好きになった人・

チャンチキおけさ・矢切の渡し・学生時代・愛燦燦・森の水車・長崎の鐘・真っ赤な太陽・函館の人 等々

ラジオやテレビから耳に入ってきた歌ばかりで、どの歌もピアノに合わせて歌うことが出来ます。

一人で歌うのでなく、皆で歌うのですから、自然と楽しい気持ちになってきます。

「来月もまた歌いましょう。」先生の言葉に大きな拍手で答えました。

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