カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

唐招提寺 青葉眩く ひらどつつじ華やぐ

2018年04月29日 | 世界遺産

 

 

ゴールデンウイークの初日、家にじっとしているのが勿体無いくらいのいいお天気です。

まさにお出かけ日和と、家事を済ませてすぐに思いついて、車を走らせたのは、奈良西ノ京の

唐招提寺です。

早朝は道路が混んでいたようでしたが、10時過ぎともなりますと、すいすいと車は動いています。

急に思い立って行動した方が、気楽に移動できるものです。

 

国宝 金堂 奈良時代 寄棟造・本瓦葺

南大門から入り、参道の玉砂利の向こうの正面の建物が金堂です。

中央に、ご本尊盧舎那仏座像、東に薬師如来西に、十一面千手観世音菩薩立像がお祀りされています。

ここだけは膝の痛さをこらえて、仏様にお詣りすることができました。

 

 

国宝・鼓楼と後ろは重要文化財の礼堂と東室

鼓楼は五月十九日のうちわ撒き会式のうちわが、ここから撒かれます。

ひらどつつじが満開だったので、それを入れて写しました。

 

 

国宝・講堂 入母屋造・本瓦葺

ツツジ越しに撮りたくて、講堂は半分入れた感じになってしまいました。

これは、和上が唐招提寺を開創するにあたって、平城宮東朝集殿を朝廷より賜り、移築したもので、

平城宮唯一の宮殿建築の遺構です。

ご本尊は、弥勒如来坐像で重要文化財です。 

 

  

鐘楼の前の植え込みのひらどつつじが今満開で、これを入れて他の建物を撮りました。

 

 

 

 

 

青葉若葉の境内の彩は、ひらどつつじの赤い色と、敷地の垣根の植え込みのこのツツジが、目立って満開でした。

明日はもう一つ、今が満開の「瓊花」アップします。

おまけ 今夜は十三日の月です。

あまり綺麗だったので、とりたてを、のせました。

 

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世界遺産  丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)七夕祭り

2017年07月07日 | 世界遺産

 

 

和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある、丹生都比売神社へ行ってきました。

1700年以上前に創建されたと伝わる古社です。

弘法大師を高野山へと導き、その地を授けた社として、高野山参詣の前に参拝することが古くからの慣わしだそうです。

 

 

高野を守護する女神の社として、神道と仏教が共存する聖地として、世界遺産に登録されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間多忙だったのがやっといろんなことを済まして、出かける時間ができたのが、たまたま7月7日の七夕様の日となりました。

 

 

神社では七夕祭と、世界遺産登録記念祭の神事が行われていました。

 

 

 

 

拝殿では、神官による祝詞の奏上が行われている時でした。

私も短冊に願い事を書いて、祈願しました。

小さい赤ちゃんとお姉ちゃんを連れて、お詣りしている若いお母さんの願いも、神様はきっと聞き届けてくださることでしょう。

 

 

4時から歯科医の予約が入っているので、あまりゆっくりもできず、それでもこんないいご縁の日にお詣りできたことは、

今年の折り返しがスムーズにいきそうな予感がして、安らぎを頂きました。

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紀伊国一之宮  丹生都比売神社

2014年11月20日 | 世界遺産

 串柿の里・四郷からの帰り 丹生都比売神社への、道路標識が見えたので、そんなに遠くないということで 丹生都比売神社へいきました。

昨年桜の頃に行ったことがあったのですが、桜の花の記事を時期的に優先してしまって、そのうちこの神社が遠のいてしまいました。

この機会にもう一度参詣したくて、紀の川べりでランチの後、 丹生都比売神社へお参りしました。

 

 

 

 

 

 

平成16年7月「紀伊山地の霊場と参詣道」の 丹生都比売神社境内として、世界遺産に登録されました。

 

  

輪橋と鏡池

撮影地点をもう少し後方に立てば鏡池に写る朱塗りの輪橋が、名の通り水面に輪になってその美しい橋の姿が映り込んだものをと

撮影の未熟さがこんなところにも表れてきて恥ずかしく思いました。

  

13年4月4日に初めてここに参詣した時の、鏡池と輪橋の写真がブログUPしないままに、フォルダーに置いてありましたので、ここで掲載します。

 

 

  

今から約1700年前、「天野」の地に創建されたと伝えられる丹生都比売神社。弘法大師空海が高野山を開くとき、この神に仏法の守護を願い、神々の山「高野」を借り受けたとされている。ゆえに、古来から高野山の鎮守社として知られ、空海を高野山へと導いた狩場明神(高野御子大神)が祀られ、高野山と密接な関係を保ってきた。紀伊国一之宮であり、日本全国の丹生都比売神を祀る神社の総本社。(とっておきの街情報・和歌山編より拝借)

 

  

現在の本殿は、室町時代に復興され、一間春日造りでは日本一の規模で楼門とともに、重要文化財に指定されています。

 

     

参拝のあと境内を散策しました。境内の木々のすべてが晩秋の装いになって、赤、黄、褐色、その色合いが美しいうえに、足元には散り急いだ落ち葉が、歩く度にかさかさと靴音とのハーモニーを奏でます 。

クリックして大きい画像でご覧ください。

 

 

   

振り返ってもう一度鮮やかな朱塗りの輪橋と鳥居を眺めました。この正面からの神社を動画撮影されている二人の人がいました。

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正倉院 

2014年11月11日 | 世界遺産

 

 

 正倉院の正面の門ですが、いつも閉じられていて、開けれあるのを見たことがありません。多分宮内庁からの勅使の方がお見えの時には、ここから出入りされるのかと思っています。

  

正倉院の正面から建物を観ることができます。何年か修復中でこの前にも入れなかったので、随分久しぶりです。

 

 

  

           南倉(東大寺に関わる品)       中倉(南倉に同じ)        北倉 (主に光明皇后奉献のしな)

元の東大寺の正倉で、奈良時代以来宝物を収蔵してきた宝庫です。桧造り、単層、寄棟本瓦葺きで、高床式に造られています。間口約、33m、奥行き約9,4m床下約2,7m、高さ約14mもの大きさで、それを支える床下には、直径約60cmの丸柱が自然石の礎石の上にどっしりと並んで巨大な本屋を支えているそうです。(パンフレットの説明より)

6枚の画像を小さい画像でアップしました。1画像ずつクリックしますと、大きい画像になります。別々に撮ったのを並べただけです。

正倉の内部は、北倉・中倉・南倉に仕切られて三つの倉とも二階になっているという構造です。

 

  

全景が入るように門の外に出て写しました。

次々と多くの人が訪れます。今開催されている正倉院展を観てきた人も、訪れていることでしょう。

 

  

帰り塀際にひっそりとお祀りしている石仏が印象的でした。 6458

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春日大社・第六十次式年造替へ向けての特別公開

2014年10月03日 | 世界遺産

 

 

 

平成二十八年秋の本殿遷座祭に向けて式年造替に関わる特別公開が、春日大社で行われています。春日大社は古代から信仰の篤い御蓋山の麓に、奈良時代、日本の国の安泰と国民の幸せを願い創祀されました。

 

上記の四柱の神々が迎えられお祀りされたのが始まりです。(パンフレットより)

創建以来千二百年にわたって、御殿の建て替えと御神宝の新調がほぼ二十年に一度、繰り返しご奉仕されてきました。「今日あること」への感謝を伝える神事が式年造替です。

 

 

参拝マップと、矢印の順路案内に従ってお参りしました。南門から入り4柱の神様のお社後ろから、桜門を出ます。藤の花の頃には山藤の名所である、御蓋山の麓に沿った東回廊の外側の神域を荘厳な気持ちで歩みました。右側は現在大宮・ご本殿は御造替中の工事で覆い屋の中です。回廊の突当りには朱塗りの鳥居があり、御蓋山浮雲峰遥拝所で、768年に御本殿が建立されるまでは、神々様がお鎮まりになる神奈備の地として崇められ、現在も禁則地として、入山が厳しく制限されているそうです。
後殿(うしろどの)御門は明治維新以来長く閉ざされたままになっていましたが、第60次式年造替を機におよそ140年ぶりに開門されたと先日テレビで放映されていました。

春日大社は、燈籠が沢山あることが有名ですが、平安時代から現在までに約3000基が奉納されているそうです。ことに吊り灯籠の彫が美しく、2月の節分お盆の8月14・15日の万灯篭の夜は幽玄の美の世界です。その1部を再現している「藤浪之屋」を観ることもできます。

カメラが禁止の所もありましたので、頂いたパンフレットで写真の代わりとしてUPしました。

デジブックでは、上の文での説明がいくらかアルバムにすることができました。ご覧いただければ幸甚です。 

デジブック 『春日大社』

 

 

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