カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

京阪電車・ラッピング・トーマス号

2008年07月31日 | ★ 日々の呟き




昨日の京阪京橋駅の長い階段には、ペイントはなかった。

トントントンと階段を上りきって、今上った階段を見下ろした。
いつもの事だが、横のエスカレータを利用する人は多いが、ここを上り下りする人は少ない。
女性一人が、真ん中を下りていく。

私は上るときは真ん中だけど、下りる時は手摺に近いところを下りる。
端のほうが安心して下りられると思うのは、加齢のせいだと、いつの頃からかそうするようになった。




ふと横の柱を見ると、綺麗な着物姿のおねえさんが、にこやかに笑っている。
ポスターが、夏の京都への誘いである。
沢山の清水焼の風鈴が、いかにも涼しげである。
上る途中の柱にもあったのだが、気づかないで、「今日は何にもないや」とトントントンだった。



入ってきた電車が萱野行きの区間急行だったのですぐ乗って、次の停車駅の守口市で下りた。
いつもの習性で、守口市で各停に乗り換えるというのが、何の考えもなしの行動だった。
しかし実は、乗り換えなくとも、守口市から各停になっている電車なのだった。

「しまった」と思ったがもう発車していた。

ところが、これが幸いとなったのは、次に各駅停車の電車が入ってきた時だった。

車体全体に楽しい絵のある電車だった。
ホームの暑さにうんざりしていたが、車内は空いている上に実に涼しい。
乗っているのは子供が多い。
夏休みだから子供たちが多いのだろうなぁとその時は思っていた。
座席の端の所にもこんな絵がある。



上の座席横の絵と、トーマスには、見覚えと、懐かしさがあった。
大阪の三人の孫が幼児期の頃、三人とも無口になって一生懸命見入っていたビデオが「機関車トーマス」だったのを思い出したのだ。
短いお話で、何巻かがテレビの横に並んでいた。
同じのを何度も繰り返してみていた、三人の膝小僧が可愛い時期だった。




降車駅で下りるとすぐ発車した電車の前後を、写真に撮ることが出来た。

かえって写真をUPする時調べてみると、

『京阪線と大津線で、「きかんしゃトーマスとなかまたち」ラッピング電車を運転中!

「きかんしゃトーマスとなかまたち」のキャラクターを描いたラッピング電車2編成を運転しています』
こんな記事が京阪電車のサイトで見つけた。

やっぱり、孫たちが夢中で見ていたあの「機関車トーマス』とそのお話の中に出ている『なかまたち』の絵を描いた電車だったのだ。

京橋駅の階段のペイントはなかったが、ラッピング電車に乗った昨日の「おけいはん」だった。


薬王寺~最御崎寺

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サルスベリほか・みずの森・終章編

2008年07月30日 | △ 旅 あれこれ ドライブ


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真夏に元気な花・みずの森
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ハスの花を見た後、水生植物園に戻る時、くるくる回っている風車と、真っ赤な百日紅が目に入った。
琵琶湖の漣の画像であれだけ漣がはっきり見えたのは、やはりこの日は、湖面に吹く風が強かったのだ。
ハスの葉裏を白く見せていたのも風に吹かれていたからだ。

風車の回り方が早く、3つの羽根が画像にきちんと入るように捉えるのに何枚か撮らなければならなかった。

陽射しは強かったが、そう暑さを感じなかったのは、この風のせいだと、ハスに夢中になっていたばかりではなかったのだった。

どこで見た百日紅より赤い花が、真っ青な空に気持ちが良いほど元気だ。
「百日紅」という名のように、百日の長い夏の間紅の花を咲かせ続けると思っていたが、調べていると、実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて、花をつけるため、咲き続けているように見えるからだそうだ。

「季節の花300」で
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」 加賀千代女

「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子

この句を見つけてすっかり感動している。

薬王寺~最御崎寺
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夕立が涼しさを残して

2008年07月29日 | ★ 日々の呟き


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夕立の贈り物
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昨夜は夕立のお陰で、クーラーも扇風機も要らない夜だった。
夕立が残していったものは、涼しさだけでなく、雨粒を風鈴と、ハナオクラの花びらに残していった。

嫌な雷を探知するために、こんな日は、ラジオだけつけたままにしておく。
「ジジジ。ジジジ」という音が鳴ると、雷の発生がわかるので、まずパソコンの電源を落とし、テレビもつけない。

その「ジジジ」が昨日はなかなか治まらなかったので、夜になってからパソコンを開ける羽目になった。

今小雨が降っているが、「ジジジ」は聞こえない。
「ラジオ子供相談」を聴きながらこれを書いているが、この番組はなかなか面白い。
子供の質問が、私の興味を惹くし、回答の解説の先生方の答えは、大人でも結構知識としてインプットされる。

天気予報は、夕方になって雷を伴い激しく降るといっている。
雷対策のため、早い更新になった。

どの地方にも、昨日のような洪水や雷、突風などの被害が出ませんようにと祈るような気持ちである。 

薬王寺~最御崎寺


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カメラマンさまざま・ハスを見つめて

2008年07月28日 | △ 旅 あれこれ ドライブ




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カメラマンさまざま・ハスを見つめて
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沢山のカメラマンが、ハスと向き合っている。
それぞれの目的や、拘りで、より良い作品つくりに挑戦する人もいれば、ここに来た花の思い出を残そうとする人も入るだろう。
好きなだけ花をカメラに収めてから、散策道を歩きながら、そんな人達をみつめてみた。


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近江富士のある風景・烏丸半島のハス群生

2008年07月27日 | △ 旅 あれこれ ドライブ



大きなハスの葉っぱを日陰にして、この花は何日か、朝になっては開き、日が暮れてはそっと花びらを閉じてきたのだろう。
そして、そろそろ今年の力を終えようとしている。
ハスの花は、最後まで美しさを見せてくれる。



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近江富士のある風景
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なだらかな稜線の美しい姿から「近江富士」の名がつけられた高さ432mの山が、ハスの花の背景となるような場所を求めて湖岸を歩いた。

どこの地にも○○富士という形の良い山があるが、水生植物園に来てここから見えるこの山は可愛い近江富士といった感じで眺めている。

本当の山の名前は、「三上山」で、もう一つの名前もあるのだと、この日に知った。
この山を7巻半した「大ムカデ」を武将「俵藤太」が弓矢で退治したという伝説が残っており「ムカデ山」とも言われているそうである。

薬王寺~最御崎寺
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