カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

明日香 案山子ロード 2016 ①

2016年09月30日 | ☆ ふるさと・大和

 

彼岸花が棚田を縁どっている時に、明日香稲渕甘南備の郷「彼岸花祭り」に行って案山子ロードを散策したいと

ずっと思い続けていました。

ところが今年は気候が悪くて行きたい時、行ける時に、雨が降ったり、雷注意報が出たり、なかなか思うようにならない日の間に

台風通過で、土手の彼岸花は風に痛みつけられて、痛ましい姿で残っている有様でした。

でも目的は案山子ロードに並ぶ力作の案山子たちを、眺めながら棚田の美しさをゆっくり味わって、歩く楽しみでしたので、

僅か1日の良いお天気の今日、「今日しかない」と平日を幸いに行ってきました。

この棚田に最初に立ち上がったのは、真田幸村でしたので、テーマはそれに関係のあるものかと思っていました 。

「棚田  de オリンピック」がテーマで、夏の間熱い思いで、真夜中まで見続け、応援し続けた日々を、棚田に出品する人の、アイディアと熱意の籠った一コマがここに再現されていてとても楽しく見ることができました。

 

 

 

  

棚田に繰り広げられる、オリンピックは、家族や友人会社、グループなどそれぞれの絆で結ばれた人たち同志の、傑作に違いありません。

彼岸花もみんな倒れてしまったのでなくて、最後の華やかさで、咲き誇って、作品をバックアップしているのもありました。

今日の9つの案山子はオリンピックのどんな種目かは、書きませんでした。きっと何方の目にも、今も鮮やかに選手たちの頑張った姿が焼き付いていることでしょう。 

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秋の香り

2016年09月27日 | ☆季節

 

 

この秋初めての香りが、今朝部屋の中にそこはかとなく漂ってきました。

 

庭に出て見ましたが、金木犀の花はまだ開花していません。

蕾がかたまって葉の陰に、そっと隠れているように見え宇だけです。

 

なかなか開花した花は見つかりません。

 

どう見ても、どこに花があるのかわからないのに、香りは強い匂いに代わってきました。

このように薫のある花は、開花前に咲く野だったと、今年も今頃気が付きました。

まず香りの挨拶から届いた香りの秋頼りにそのうち木いっぱいに金色の可愛い花が鈴なりになるのが楽しみです。

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 明日香の空と蕎麦の花

2016年09月26日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

明日香散策は、昨日の続きです。

本当の目的は、稲渕の案山子ロードを楽しみ乍ら歩くことだったのです。

だから私にとっては、随分早く行動したつもりだったのですが、なんと、なんと悲しいことには稲渕に着いてみれば、

いつもの駐車場所は、禁止標識で囲まれています。

路側には延々と駐車の列です。

最終の所まで行ってみましたが、そこから歩いて案山子ロードに行きつくまでに、ストック頼りの足は、きっとダウンしてしまうに違いないと、道路幅の広いところで、Uターンして残念ながらバックしました。

足が達者な時には何度かこのくらいは平気で歩いたのにと、今は車に頼っている自分が悲しくなってしまいました。

またいい時期を見て出直すことにしました。

さて嘆いてばかりでは、今日1日が無駄になってしまうと、来る時に左の窓から目に入った白い蕎麦畑に立ち寄ることにしました。 

 

 

高松塚歴史公園からなだらかに上るカーブの歩道は、野の花や田に遊ぶシラサギ、低く飛ぶ赤とんぼの群れなど、

みんな目を楽しませてくれます。

緩やかな坂を登り切って暫くしますと、そんなに広い田圃ではないのですが、白い絨毯のような蕎麦畑が

「よく来たね」とでも言うように、すっかり晴れた秋の明日香の空の下に白い線をなしていました。

畦道の彼岸花の赤と、土手の緑と、蕎麦の白い朧な線が、秋の明日香の風物詩として、この風景をうんと楽しみました。

草刈り機を持って、農道を歩く女性が、蕎麦の花と彼岸花の光景と相まって、とても好きな農村風景になっています。

一番上の蕎麦畑から、畑を見下ろすような位置にある、瓦屋根・白壁の家屋はこの地方によく見られる

地域の形態を壊さないような日本建築でしょう。

 

家を出る時の五條の空は、灰色の重たい空でしたが、ここ来ますと、澄んだ空気がそのまま空に漂うように真っ青な空が広がってきました。

みんな みんな、明日香の今日の空は美しいと、流れる薄い雲にさえ、明日香の風が流れているみたいです。

 

青空の下のこんもりとした森は、天武・持統天皇陵です。

天武天皇の皇后であった持統天皇は、天皇として初めて火葬のだと下の説明板にあります。

 

 

 

 

この日は、午後から地方の文化祭を見に行く予定がありましたので、案山子ロードは歩けなかったのですが、

十分満足した飛鳥路の散策ができました。

 

 

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いい朝焼け

2016年09月25日 | 

 

 

今朝の日の出前の東の空です。

なんだか部屋が明るいので、縁に出て見ました。

最近見たことの無い焼け方です。

慌ててパジャマのまま裏の持ちへ行って、もっと広く空の見える所へ出ました。

望遠で見た高見山が、今朝は姿を現しています。

 

 

 

この焼け方は凄いです。

怖いくらいに見えて身震いが出ました。

 

 

どこから太陽が出てくるのかしらと思いましたが、待つのが面倒になって、また空を眺めました。 

 

 

朱色の帯が東の空を赤い川のように流れています。

その下の雲にはまだ太陽の光が届いていないのでしょう。

朝焼けはお天気が悪くなる証しだと言われていますが、こんなに焼けた後で、また日中は雨が降るのでしょうかしら。

折角朝早く起きたので、家のことは帰ってからと、ホッぽりだして、出かける準備をして明日香まで行ってきました。

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葛城山麓 一言主神社辺りの彼岸花

2016年09月24日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

いつになったら秋日和、撮影日和になるのでしょう。

台風が去ってから、青空の日が1日だってありません。

天気予報を見ていると、この辺りだけが雨が一時降ったり、雷注意報が1日じゆう出ていたりします。

彼岸の入りの早朝お墓参りに行ったら、急に猛烈な雨で、お花だけはたてかえたのだけれど、お線香も上げられず、また翌日、雨の隙間を縫うようにお墓参りをしました。

そんな毎日なので、彼岸花を見に行くのも遅れてしまいました。

今日は、高田市まで買い物に行った帰りの午後2時過ぎ、フロントガラスにぽつぽつと雨が落ちていましたが、山麓線を通って一言主神社に立ち寄ってきました。 

神社付近には、ヒガンバナ撮影の人が多く来ていました。

他府県ナンバーの車も何台かあって、畦道の彼岸花通りには雨も何のそのといった感じのカメラの列が見られました。

足元が悪いのと、膝の痛みが今日は酷かったので、お詣りは下からで境内まで登らずに手を合わせてきました。 

 

 

参道の彼岸花です。

 

大きな石で蓋をしたような蜘蛛塚がありました。

以前境内にお詣りした時に、神社の横の方にも蜘蛛塚があったように記憶しています。 

 

 

蜘蛛塚の後ろの彼岸花です。

先日の台風で茎が倒れたようにしなっている花もあります。

もう彼岸花の季節も終わりに近づいてきたかのような、感じがします。

 

細い畦道を通っていく勇気がありませんので、参道を行ったり来たりしながら、

田の緑と、赤い彼岸花のコントラストの美しさを近くまたは、遠く、まるで赤い線のような花の連なる土手を、

写しました。

帰りの道路標識の温度計は、19度でした。

もう少し走って五條に入ると、同じ山麓線でも23度を示していました。

明日からは少しはお天気が期待できそうですが、奈良県は、雨マークにがっかりです。

彼岸花の咲いている間に是非行きたいところがあるので、どうかお天気が回復しますようにと祈っています。

 

 

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