彼岸花が棚田を縁どっている時に、明日香稲渕甘南備の郷「彼岸花祭り」に行って案山子ロードを散策したいと
ずっと思い続けていました。
ところが今年は気候が悪くて行きたい時、行ける時に、雨が降ったり、雷注意報が出たり、なかなか思うようにならない日の間に
台風通過で、土手の彼岸花は風に痛みつけられて、痛ましい姿で残っている有様でした。
でも目的は案山子ロードに並ぶ力作の案山子たちを、眺めながら棚田の美しさをゆっくり味わって、歩く楽しみでしたので、
僅か1日の良いお天気の今日、「今日しかない」と平日を幸いに行ってきました。
この棚田に最初に立ち上がったのは、真田幸村でしたので、テーマはそれに関係のあるものかと思っていました 。
「棚田 de オリンピック」がテーマで、夏の間熱い思いで、真夜中まで見続け、応援し続けた日々を、棚田に出品する人の、アイディアと熱意の籠った一コマがここに再現されていてとても楽しく見ることができました。
棚田に繰り広げられる、オリンピックは、家族や友人会社、グループなどそれぞれの絆で結ばれた人たち同志の、傑作に違いありません。
彼岸花もみんな倒れてしまったのでなくて、最後の華やかさで、咲き誇って、作品をバックアップしているのもありました。
今日の9つの案山子はオリンピックのどんな種目かは、書きませんでした。きっと何方の目にも、今も鮮やかに選手たちの頑張った姿が焼き付いていることでしょう。