車の置いた法輪寺の塔と秋桜の、撮影スポットがあったような気がしていたのですが、前に見た道路沿いの秋桜が、
今年はどうしたことでしょう。
法輪寺と秋桜の風景は捉えることができなくなっていました。
法起寺と法輪寺を結ぶ、自転車道から見える甍の美しい並びの民家と、その前の田圃に刈り取った稲のはざかけが、
実りの秋の歓びと、長閑な日本の源風景を見ることができました。
上の田園風景と同じところですが、撮影位置を変えて見ました。
このような稲の乾燥風景も大型機械に押されて次第になくなってきていますが、いいものだなあと感動しながら見つめていました。
少しの田圃にも秋桜が見られるのもいいものです。
耕作放置の田圃を見るような悲しみから救ってくれます。
法輪寺は柿畑に囲まれたように、塔の相輪を覗かせています。
採り残した柿でしょうか、所々鳥に啄まれたような柿がたわわに、秋の日に輝いている秋色の代表でしょう。
法輪寺は、柿がお似合いと言えます。
少し離れても、境内の木々の手前の柿畑には、塔の裾模様のような柿の実が点々と彩を添えています。