夏の思い出と言っても、今年の夏ではありません。
昔々、昭和32年の夏の日の思い出です。
場所は琵琶湖・湖畔の近江まいこのビーチです。
12人の友人と湖畔でのキャンプの夜、皆で砂浜に寝転んで星空を眺めていました。
目に入るのは、天の川さえ見える星空です。街の明かりがあればそんな満天の星は見えないのですが、目に入るのはどこまでも続く星空ばかりでした。
眺めている夜空に線を引いて流れ星が、次々と飛ぶのです。
数えている暇もないほど次々と飛ぶ流星にみんなは言葉もなくただ感激して眺めていました。
先ほどあの流星群について調べてみました。
【ペルセウス座流星群の一般的な出現時期は7月17日から8月24日、極大は8月13日頃です。流星数が増えるのは8月の中旬になってからです。
極大期において、夜空の暗い場所で観測したときに、1時間あたりに見られるおよその予想流星数は40個。街明かりの中や、極大期ではない場合には、数分の1以下となります。】
昭和32年8月12日の流星群で検索したら、その日に見られた流星群は「みずがめ座流星群」と出たのですが、ペルセウス座流星群の方が、あの夜に見た流星の規模から、多分こちらの方だと思いました。
画像は、当時のものがなかったので、令和になってからの琵琶湖です。
昭和の旅の友人たちは、彼岸に旅立った人、音信不通の人、認知症の人などとそれなりの年齢になっていることが寂しいですが、あの流星群の思い出を語れる人は多分身近にはいないと思います。
夏の思い出に星づく夜をを今書いたのは、先日テレビで、当県の山間の村の夜空の星のきれいな放映があったので、その時に近江まいこの夜空がふと頭をよぎったので、今夜それを手繰り寄せました。