少し前の、猛暑に伸びそうになっていた日のことでした。
母屋に行って洗濯物など干す用意をしていて、離れに戻ってみると、入り口にナイロン袋が吊るされていました。
開けてみますと、真っ赤なトマトがニコニコ顔で沢山入っています。大好きなトマトです。最近は季節を問わず遠い産地のでもスーパーなどに並んでいて、ヘルパーさんにお願いして買ってきてもらっていました。
でもやはり季節の当地で育てられたトマトは美味しくて大好きです。
先日弟のお嫁さんが、「家で採れたんよ。」とミニトマトを持って来てくれたので、また持って来てくれたのかと思って電話をしましたら、違っていました。ご近所さんにも訊ねましたが、そうでないようで、どなたか連絡してくれるまで待ちました。
夕方友達のヒロミさんからの電話で、ありがたい贈り主が分かりました。
暑くて外に出るのさえしんどい日なのに、「すごく嬉しいけど、こんな暑い時にごめんやで。」という私に「朝5時ごろに、採ったんや。今年の出来はあまりようないけど。種類の違うのを一緒にもってきてるよ。」
早朝に収穫して持って来てくれたことにも、感謝感激でした。
それぞれ種分けして、冷凍室と野菜室に入れました。
「爪楊枝で突いて穴をあけて、熱湯にさっと漬けると、つるりと皮がむけるから。」など便利な食べ方など話してくれました。
あの日から朝食の1品に加わって、彩と美味しさが増えました。