風鈴・再び

涼しげな音を入れたつもりが入っていない。

かなり近づけないと駄目なのだろうか・・・

音のある風景 その２

「音のある風景　その２」と題したが、「その１」はない。
強いてあるとすれば、昨年８月２１日に書いた、「備長炭の風鈴」である。

その後８月２８日に小房観音「風鈴寺」で南部鉄の風鈴を買って、部屋のインテリアと
　　して、屋 内に吊るしていた。



　このところ３０度を越える日の連続でうんざりしていた。
　ようやく梅雨前線がやや南下して来たようで、昨日から曇りがちになった。
　時々東や、北からの強い風が吹く。
　こんな時、開け放した窓の簾や、カーテンが揺れるのを見て、風鈴の出番が来たなと思った。

早速、PCスペース横の、濡れ縁の軒に吊り下げた。
折からの風にいい音色を響かせている。

音から「涼」を貰う暮らしが始まった。

しまった！ 残念

どこに行くにも、バックの中にデジカメを入れているのに、その日バックの中には入っていなかった。
「日帰り温泉・一乃湯」に久しぶりに出かけた。お風呂セットを確かめ。バックはショルダーでなく小さいバックにした時、入れ忘れてしまったことに気が付いたのは、弘川寺に立ち寄った時だった。
一乃湯に着くと時間が変わっていて１２時からだという。１時間をつぶすには、近くのお寺に行くしかない。車で５分とかからないので・・・。
(画像は携帯カメラ使用）


春は桜、秋は紅葉と華やかさを見せる境内は、今は緑に包まれてひっそりとしている。
西行記念館も、この時期は閉館中との表示があった。
境内右手に、いかにも古木と見える松の木があった。花や紅葉の季節には目を留めることになかった松である。「三鈷の松」と木札に書かれている。
下に落ちている枯れた松葉を拾ってみると、３つの葉がある。
普通の松は葉が２つ。五葉の松は５本の葉だ。木の幹から出た葉を見ると３つの若葉が付いている。
デジカメのないのが残念だが、携帯で撮っておいた。
上等とはいえない携帯のカメラだがスケッチ代わりの役目は果たしてくれそうである。

子鴨がいっぱいのお話

柳生花菖蒲園の一番上の休憩所のところに、小さい池があった。
池全体を覆うようにして網が張ってあるので、何かと思い近寄った。そこには、沢山の子鴨がいた。最初は２羽しか見えなかったが、場所を変えて小屋の中が見える所に行って驚いた。犇めき合う様にして子鴨たちがいたのだ。

　 　


この子達が大きくなったら、菖蒲園に出して遊ばせてもらえるのだろうか、それとも、睡蓮が沢山咲いている池なのか、もっともっと広い、ため池で泳ぐのだろうか・・・

この小屋根は・・・

明日香の写真を整理しながらこの１枚の建物が、何だろうと気になる。
建物そのものでなく、屋根の上にある４つの小屋根である。
建築物には全く無知だし調べるほどでもあるまいが、やはり何だろうという疑問はある。

それは、吉備姫王檜隈の墓の猿石を見に行く途中にあった。




裏に回って見ると農作業の道具が置かれている。住居か小屋だけなのかは定かではない。
人がいたら尋ねてみたかったが、農繁期中のこと、きっと農作業に出ているのだろう見当たらなかった。

最初は、「うだつ」かしらと思ったが、「うだつ」は家の下屋の端を一段高くし、その上に小屋根をつけた土壁を「うだつ」というと認識していたので、どうも、小屋根がこんなに一つの棟にあるのでは、「うだつ」ではなさそうだ。

いずれにしても、明日香の地によく溶け込んだお似合いの小屋根のある風景である。