カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

♪ 桜のトンネルウォーキング ♪

2013年03月31日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

やっと五條にも、サクラの季節が到来した。もうすでに早咲きの桜や、枝垂桜は満開を向かえ、ご近所の枝垂桜も、薄墨色になって終わりの風情が来たことが一目で分かる。しかし、いつもウォーキングをしている上野運動公園のソメイヨシノは、今ようやく満開に近い状態になった。

 

今朝は雷が鳴って雨も降っていたので、3月29日に撮影した桜のUPを遅ればせながらしている次第である。池の畔の土手に咲く桜が駐車場から入ってくると、池と一緒に春の喜びを伝えてくれる。 

  

一番よく咲いているのは、グランドを囲む土手の上の花だ。蜜を啄ばみに来る小鳥もひっきりなしに飛び交っている。 

 

緑のラインがトリムコースで、丁度桜のトンネルを通ったり、サクラに沿って歩いたり、とにかくコースの殆どが、サクラ・サクラなので、花の咲くのを待ち焦がれる気持ちは大きい。 

        

 

春休みなので、グランドも、サッカー場も、遊び場も、元気な子供たちの声に、満ち溢れている。

駐車場の車のナンバープレートを見ても、野球やサッカーなどのチームを乗せたマイクロバスが、ずいぶん遠くからも来ている。練習試合のシーズンなのだろう。

公園は、サクラだけでなくタンポポやユキヤナギの花も咲いて、子供たちに負けじと、賑やかになってきた。

私もどこかに出かけない限り、1時間はここを歩くことにしている。      

 こんな人も沢山いてどんどん追い越していくよ。 

 

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長谷寺の桜

2013年03月30日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

仁大門からこの登廊を三度方向を変えて登ると本堂に辿り着く。登廊の両側にはずいぶん大きくなった春牡丹が列を成して育っているので、これの咲く頃は見事な「座る姿の美人」に迎えられることだろう。 

 

       

お寺にお参りするまでに赤い橋を渡って、対岸から桜に煙るようになっている、長谷寺全体を眺めた。県内では夕方や朝の天気予報の後か先に、「桜の名所の開花情報」を伝えてくれている。今朝の長谷寺は五分咲きとのことだった。私の記憶が間違っていなかったら・・・。朝の忙しい時は何かをしながら見るよりは、聴いているのでついいい加減な情報をインプットしてしまう。

空は晴れて雲ひとつないお花見日和だ。早々に用を済ませて出かけてきた。 

  

仁大門までの参道の枝垂れは満開状態で迎えてくれる。

 

  

             

国宝本堂で、ご本尊十一面観音菩薩様にお参りした後、舞台から境内の桜を心行くまでも眺めた。

  

 

桜の花が優しく五重の塔に差し掛かる風情はこの時期ならではの光景だ。 

     

花を愛でながら境内の散策を、山下りの石段に誘われてする。桜だけではなく、この時期の境内は様ざまな春色の花で、百花繚乱の風情である。 石段を一段一段下りながら、目に入る色彩に酔いしれたような気分である。

 

お終いに境内の桜特集としたい。 

 

 

 

 

         

今日(3月30日)撮影した長谷寺の桜である。今日の温かさと、もし明日雨が降るとしたら、それは「催花雨」と言ってまだ咲いていない花の開花を促すはずなので、ここ暫くお寺の花の見頃は続くと言えそうだ。

花を観て、花に遊んで、今日もいい日だった。心和む日だった。  11088

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水芭蕉・座禅草・波瀬植物園 ②

2013年03月29日 | 季節の花

  

  

 水芭蕉も座禅草も、春を運んできてくれるような気がする。早春にしかもある程度標高の高いところか、北の国に咲く花の印象がある。昨年、今年と近辺の山麓や山中で見られたことが、季節の変わり目に出会える花としてこれからも楽しみだ。

     

何処も手作りらしい温かさのある言葉や、命名表示板など和やかな雰囲気が園内にある。 

 

   

大平湿原 しっかりとした木道があり、時々岩の上も歩くが、湿原の雰囲気作りが嬉しい。

 

  

座禅草は、春、湿地で開花。
・花は、茶色の大きな
 仏焔苞(ぶつえんほう)の
 中にあり、
 仏炎苞を「仏像の光背」として
 そのなかにある花を
 「座禅を組んだ”達磨大師”」に
 見立てた。
 よって「座禅草」。 季節の花300には、このように書いている。その上にまだある。

・花のあと、脇にある葉っぱが
 どんどん伸びてくる。
・悪臭がある
 (なんともいえない匂いです)。座禅草は、この時期にしか見ないので、悪臭を放つ時期のことは知らないのが幸していると言える。 名前に興味を持って滋賀県の今津で、初めて見たときからやはり早春の好きな花の一つとなった。

 

  

              

沢山撮った画像を捨てがたくコラージュにした。

 

 

水芭蕉と今年も出会えた感動が、今まで遠い北の地で出会ったときの感動を今も蘇らせてくれる。 

           

行ったり来たり、岩の上を飛びながら、何度も何度も、お花たちに話しかけるように眺めては、カメラに収めたりして、ここではずいぶん長いこと遊ばせてもらったと言うより、好きな花たちに遊んで貰ったと言った方が本音かもしれない。

小さい画像の左が一番奥で、山から小さい滝となって流れてくる水が、湿原にもきているのだろう。

真ん中の画像は、帰りに通った下り道で赤い椿の花が咲いている土手には、右の画像の中にあるように、白いショウジョウバカマとミヤマカタバミが見事に群生している。(小さい画像はクリックして大きいので見てください)

                                             15077

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高見山の麓 波瀬(はぜ)植物園 ①

2013年03月28日 | 季節の花

  

   

ベージュ色のショウジョウバカマ

昨年に続いて今年も、波瀬植物園にやってきた。ここへ来たのも尾上ツヤ子先生が、「水芭蕉を見たかったら、波瀬植物園へ行くと見られますよ。」と教えてくださったお陰である。

 

 

受付は無人だったので、「入園料300円を入れてください」と書いてある箱に投入して入園した。

窓口にパンフレットが置いてあったので貰ってきた。

『高見山の麓、波瀬の里で代々林業を営む田中家が、杉・檜を育て花鳥を愛し自然と共に生き抜いてきました。町の進める町おこし事業として、樹齢200年を越える貴重な銘木林と、中央構造帯に産する、5万個に及ぶ銘石と、シャクナゲ・ドウダン・バイケイソウ・ミズバショウ・ハゼユリ・・杉苔など海抜350m付近に育つ樹木、山野草数百種を自然に配した園造りとなりました。』

このような説明があったので、この波瀬植物園は個人の資産で作り上げられた物である事を、今年になって初めて知った。 

       

 

干支の12支によく似た岩の配置など、見ながら歩いていくのも楽しい。 

     

ミヤマカタバミ・アオキ・アオキの花・ミチノクフクジュソウ・カサスゲ 足元に咲いている山野草の花札がついていなかったので、一応図鑑と比べながらそれらしきものに似たのがあると、名前を書き上げたが、これには全く自信がなくて、間違っているのもあるだろうが、ご存知の方は教えていただけたら嬉しい。 

 

これはまだ草丈がごく短いけれど、ヤブレガサだ。 

          

ここは今早春の季節に咲く花が園内あちこちで見られる。花の咲く気ばかりを集めたが、今は黄色が一番多かった。

園内で作業中の二人の女性と暫く話したが、今年の花の咲き方は、いつもの年と違っているようだとのことで、これもこの冬から春にかけての異常気象のせいかしらと、その人たちの感じ方と私も同じようだと合点した。

 

 

 

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高見トンネルから三重県へ

2013年03月27日 | ちょっとおでかけ

 

  

高見山には特別な親しみを感じる。と言っても登山をしたこともない。ただこの家から曇っていない限り朝一番に雨戸を開けたとき、東の空に見える山なのだ。日の出の時間が季節によっては、高見山から出てくるときがあることも、私を惹き付ける山である。

この山が今年はずいぶん遅くまで冠雪の山として見えていた。 「高見山を越えて、ドライブをしよう。」と友人に誘われた時、目的地はすでに決まった。

上のトンネルは奈良県側、東吉野からのトンネルである。ずいぶん登ってきたらしく耳がつーんとする。 

 

トンネルに入るまでの、山の重なりの向こうにちらりと瞬間的に見えたのは、高見山だと勝手に思い込んだのも、家から見える形の良い三角形の山の頂上がこんな形に見えていたからだ。 

  

三角と見れば高見山だと言う私に友人は笑って「地図を見ても分からんなぁ・・・」と。 

  

長いトンネルを抜けて、三重県側の入り口だ。ここには駐車スペースがあるので、一休みをする。 

     

 

 

高見山は冬の樹氷、霧氷の見れる山として、バスで行く人が多いそうだが、この古い峠道を行くのだろうかしらと思いながら、いずれにしても冬には到底行く自信も体力もないものと諦めている。 

  

高見山は、奈良県と三重県の境にある山だと認識しているので、トンネルの中にその境界線があるものと思い込んでいたが、トンネル内にはその表示が見えなくて、トンネルを出た駐車スペースのすぐ傍に、「松阪市」の道路標識が立っていたので、国道上での境界は、ここだったのかと再認識した。標識の後ろの木は、サクラだがまだ蕾の色さえ出ていない。

山の春は遅くやはり4月の声を聞かないと桜も目を覚まさないものと見える。

  

 

山から里に降りてくる途中、色鮮やかなピンクの花が見えた。それを見ると春は里まで来ているのを感じる。ツツジの種類だと思うが正式な名前を知らない。山ツツジかなぁ。

                                      歩数計を忘れてきたので残念。ずいぶん歩いたのになぁ。

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