気ままに菓子作り

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”花とも”幕開け―牧野記念庭園&自然教育園ー

2022-03-25 14:22:03 | 植物観察

籠っていた時間が長かっただけあって
季節も気分も一挙に弾けた感がありました
石垣島の野生ランの植物画の
企画展があるとのお誘いを受けて、
練馬区にある牧野記念庭園へ出かけてきました
もう一つ興味を引いたのは
牧野富太郎博士が亡くなるまでの30年間
植物の研究に没頭された居宅跡地です
園内には生前集められたり
命名された植物が生育しています。
来年春にはNHKの朝ドラで
博士をモデルにして描いた放映も決定してます



        記念庭園の正門にオオカンザクラ

    野生ラン  橋爪雅彦氏筆
  石垣島へ移住して、情報の少ない中
  取り組まれた作品の数々
  いまでは絶滅したランも多くあるようです
  学芸員の方が丁寧に牧野博士の偉業を
  案内してくださいました
  発見、命名した植物は1500種以上
  収集した標本は40万点以上と紹介されてます
  
  スエコザサの話は有名です
  博士が宮城県で発見し、
  研究を支え続けてくれた奥様への
  感謝の気持ちから、亡き妻 寿衛子さんの
  名前を付けたようです
  

     この背後に博士の銅像が立ってます
   命名された植物も園内に多く生育してます
  リョクガクバイ、ニシキマンサクは終わってましたが
  トサミズキ、アカシデの花は見れました
  私にとっては初めて聞く珍しい木
  ヘラノキ、テンダイウヤク  
  桜で高知県の知人から送られて命名した
  ”サクラ センダイヤ”というサクラも見落としてしました
  
  

      オクノカンスゲ
  

          シュンラン

  

     タマノカンアオイ

   

   
      
      ヒロハアマナ
 

    ユキワリイチゲ、ニリンソウ、カタクリも
    園内に見られましたが、次に訪ねる自然教育園で紹介します

 

   同行の方が裏のフッキソウを紹介してくださいました
   ちょうど隣にオオバベニカシワ
 

   近くのコインパーキングへ移動し
    目黒まで移動します
   都内はどこも渋滞がひどく、時間がかかります
   朝7時に出発して練馬まで3時間半
   次の目黒自然教育園まで2時間近く
   運転する人は神経使われたことでしょう

 

     長い間の希望がかないました
     とりあえずお弁当を食べて園内散策


       ヤマウグイスカグラ
      ウグイスカグラと並べて植えてありました


    ラショウモンカズラ


  ムサシアブミ


   ヤマルリソウ




    ニリンソウ




     巨木 アカガシ


      トラノオスズカケ
  四国と九州に自生 絶滅危惧種
  自然教育園で生育するのは
       牧野富太郎博士が昭和7年に自生するのを
  発見したものだそうです
  と言っても元々自生するわけではなくという
  詳細の説明が載ってます

  
     カタクリ


     タチツボスミレ


      ユキワリイチゲ
 武蔵野植物園のエリアは春の花が満載です


  アカシデは高木になるので
  なかなか雌花や雄花を観察できませんでしたが
  今回はじっくり見させていただきました


   拡大したらボケてしまいましたが
   大収穫でした


 



    お名残り惜しいけれど、又の機会に。


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