今年最初の能を観に、観世能楽堂の「梅若研能会 一月公演」へ。
初春の公演なので、幕開けはやはり「翁」。
地謡と囃子方は烏帽子素襖の正装姿、幕末・明治の古写真に見るような、武張っていないシナっとした感じで、歩く時なども特に装束を意識していない(ように見える)こなしが、古態をけっこうよく伝えているようで面白く思いました。
“能にして能にあらず”と云われるこの儀式性の強い曲、当然歌舞伎にも移されて . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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