『北朝鮮兵を巡っては、ロシア兵との「言葉の壁」が障害となり、指揮命令系統が十分に機能していないとの見方がある。』──


鎌倉時代に日本を二度攻めてきた元軍(元寇)は、これまでに征服したクニの人々も動員した混成部隊であったことから、銅鑼の音や旗の動きで合図を送り統率し、“言葉の壁”を克服云々。



早計屋(ハヤトチリ)どものために斷っておくが、もちろんこんな愚戰にそれを應用しろと宣ってゐるのではない。


コトバとは、なにも口から發するものばかりではない──


そのひとつの例を、この記事の最後の一文から、ふと思ったまでのことである。