見境なく何でも焼き尽くす火事は、文明社会の敵(かたき)のひとつ。近いところでは、首里城の焼失にその思ひを強くする。幕末の開港によって発展した横浜も、火事には何度も悩まされてきた。その厄介な災害と闘ひ、現在の消防につながる基礎をつくりあげた先人たちの記録を、横浜開港資料館の企画展示「横浜の大火と消防の近代史」に見る。嘉永七年(1854年)三月十三日──旧暦二月十五日──、日米和親條約を締結したペリー . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。