迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

現世の意義。

2020-08-29 23:01:00 | 浮世見聞記
炎暑で体は屋内に留まれど、心はすでに九月から先の“備へ”に向かってゐる。いろいろと考へることが、また樂しい。それらはすべて、わが手猿樂に帰結するからだ。さう、自分のため。浮世は、“利用”するためにある。ただ、そのためだけにある。 . . . 本文を読む
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