迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊-中山道1 江戸日本橋→本郷追分

2010-05-25 00:57:58 | 旧中山道
中山道は1602年(慶長7年)から整備された、言わずと知れた“五街道”のうちの一つ、お江戸日本橋から都内を抜けて現在の埼玉県、群馬県を通り、長野県と岐阜県の山中を経て滋賀県の草津で東海道と合流し京三条大橋へ至る、宿場数69次、全長約530�の道中(街道)です。

東京圏内では、のちに敷設された国道17号線がそれに当たり、かつての中山道はそちらへ大体が吸収されましたが、旧道は現在でも部分的に残っています。

と言うことで、日本橋を起点に(写真↑)、東京都内に残る旧中山道を歩いてみることにします。


首都高速が橋の上を覆った当時から無粋&景観破壊の象徴として叩かれているこのエリアから神田→淡路町→湯島→本郷まではいかにも都会の大通りといった感じで古道探訪の観点からは大して面白くもないため、サッサと歩き飛ばすことにします。


日本橋から4キロ、現在の東大農正門前が「本郷追分」↓、淡路町から合流した“将軍御成道”こと岩槻街道との、分岐点です。

混じりっ気ナシの純粋な中山道(写真奥)は、ここからいよいよ本格的なスタートと言えるでしょう。
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