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今年六月に海老名のロマンスカーミュージアムでやっと初會を果たしただけに、「さうか、あの名車が……」と、私も感慨深いものがあります。
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昭和32年(1957年)に當時の國鐵との共同開發で誕生し、高速試験運転では狭軌最高の145㎞を記録、東海道新幹線0系の原型になったとされる、まさに新時代の先駆車──
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以下の細かいウンチクはお仲間に譲るとして、敗戰から立ち上がったニッポンに、まだまだ夢と希望と、そして何より可能性があった時代を傳へる貴重な遺産なれば、機械遺産認定は然るべきと云ふものであります。
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高速運転による空氣抵抗を計算して重心を低く設計した車内に入ると、この特急列車の行き先は「ひかり輝く未来(あした)」であったことを知ることが出来て、そしてなぜか、涙がこみ上げさうになるのです。