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世田谷區の松陰神社へ、二十數年ぶりに参拝する。
前回の時は、世田谷線にまだ玉電時代の生き殘りがゐた時代ではなかったか。
この年、日常生活がどうも不調な原因は、自分が“厄年”にあたってゐることを、この神社に掲示されてゐた早見表を見て、初めて知ったのだった。
その後、近くを通ることはあっても、なかなか鳥居をくぐるまでの御縁には至らず、やうやく今日となる。
どこの神社佛閣でも使用を中止してゐた手水が、柄杓を除いて再開してゐるのも時世なり。
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本殿の前には風鈴がいくつも吊され、
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折からの風にのせて涼やかに唄ふ。
「風鈴に 汗を忘るる 松の陰」 李圜