朝の時間帯に、國内忘所で目撃した光景。
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『ワクチン接種を求めて開業醫院に長蛇の列をつくってゐた高齢者たちが、受付の終了を告げられて係員に詰め寄る之図』。
なるほど、これではワクチン詐欺が横行するわけだ。
前回は不織布マスク、今回はワクチン接種、さて次回は何にヒトは踊らされるのだらう──?
そんないま人氣のワクチン接種、司る奉行が實は何人もゐることを、先日のラジオ放送で初めて知る。
嗤ふ氣にもならぬ。
一方、“ワクチン先進國”とまで云はれるやうになった海外諸國では、減速氣味な接種率を上げるためカネに糸目を付けない施策を打ち出してゐる云々。
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善し悪しはさておき、「経済の活性化」にはやはり、官が先陣切ってお蔵の扉を解放しなくてはならぬ。
そんなワクチン接種に期待しない私が、人災疫病騒動以前より長く行なってゐる風邪予防法が、一日に一回は紅茶をいただくこと。
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緑茶より紅茶のはうが殺菌効果のあるカテキンが多く含まれゐる、と聞ひたからだが、この「カテキン」、實は「菌に勝て」と云ふ意味で、日本の醫大の先生による造語云々。
小ムズカシイ學術語のカシラ文字由来でないところに、人間味を覺える。
先日の日本醫師會のヤブ醫者會長と云ひ、權力を嵩に着てワクチンを優先接種させる田舎地頭と云ひ、官を相手にしてゐては本當に我が命が危ない。
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今日も紅茶をお藥湯だと思ってありがたくいただき、自衛につとめん。