昨日は千葉真一の疫病感染死を知り、今日には笑福亭仁鶴の病死を知る。
千葉真一は大物俳優として名前を知ってゐるだけで、
TVなどで観たことはあるのだらうが、記憶にない。
人災疫病に感染してゐたことには驚いたが、しかし志村けんさんの訃報ほどには驚かない。
あの訃報だけは、假に今であっても全身の力が抜けるほどに衝撃を受けるだらう。
笑福亭仁鶴は、一枚だけ持ってゐる落語の収録CDでその印象があるだけで、
自分が大阪に住んでゐた時代を通しても、やはりこれといった記憶はない。
ただ名前だけはよく知ってゐて、さうした人の訃報に二日續けて接したことに、さすが“時代”を思はずにはゐられなかったことは確か。
今日は全國で2,5876人もの感染者を確認云々。
上昇傾向の理由など、いまや考へるのも面倒くさい。
とにかく驚くことがだんだん面倒になってきた、夏の一日。