迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

湿雨失笑。

2024-06-18 20:23:00 | 浮世見聞記
朝、起床して窓を開けるまでもなく、ザーザーと聞こえる雨の音。



窓を開ければヒンヤリとした空氣に、涼しさより冷たさを覺えたのも、雨水がその感触を手傳ってゐるからだ。

今日の外出はゴムサンダルにしとこ。


私のゐた場所では強雨になる時間はあったが、幸ひ豪雨にはならず。



なんであれ遠出には不向きな一日。

東京地方の梅雨入りは二十日過ぎの予想云々。



夕方に小雨となった紫曇りの空を見上げて、雨はもう今日だけでいいのヨ、と呟く。

ただ物を濡らすばかりで、私の身の回りでいいことなど、何もありゃしないンだから!








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