陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

信濃路の旅

2012年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 陶芸教室のMさんが、信州小布施に家を建

て転居してから1年半が経ちました。なかなか

実現できないでいた小布施訪問を、ようやく実

現することができました。

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 信州は折からの大雪で、あたり一面水墨画

のような美しさです。観光シーズンには銀座並

の混雑になるという小布施も、雪で人もまばら、

中島千波美術館などは、広々としたギャラリー

が貸切という贅沢さでした。

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 (小布施の岩松院の山門、ここに北斎の描いた

 天井画の龍がいます。)

 「スニーカーで歴史の街を歩く」というのが、

小布施の街のコピーですが、町のあちこちに

美術館や古い建物や素敵なお店が点在して

いて小半日は十分に散策が楽しめる街づ

くりになっています。

 小布施というと、すぐに「栗羊羹」と思うほど

有名な羊羹ですが、その栗羊羹も、単におい

しいといでなく、「お洒落で高級な小布

施」を演出するンドの役割をになっている

のだと気づきます。だから、値段も都会並み

なんでしょうね。

    *        *       *

 小布施の町を楽しみ、新雪の信州の山々を

仰ぎながら、ひなびた湯田中温泉につかる、

楽し信濃路の旅でした。

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