次回の陶芸展のテーマは「器」ということになっている。で、最近のファションに詳しい器コーディネーターの方にお出で頂いてお話を伺った。
何と、最近フィーバーしているのは「豆皿・小皿・姫茶碗」という。料理は器で頂くもの、器といえば、焚き〆の大皿や魯山人風の鉢や茶碗を思い浮かべる世代にしてみれば、「豆皿・小皿・姫茶碗」は器の外の存在、信じがたい驚きである。
写真・豆皿直径8センチ、中皿18センチ(いずれも陶芸工房朝制)・菜の花は 19センチ
ところが、いろいろとお話を伺っている内に「なるほど」と思えることがあった。「豆皿・小皿・姫茶碗」は、ファションでいえばいわば「差し色」の役目。洋服に合わせてスカーフやアクセサリーを選ぶように、その日の料理や、ゲストや、気分に合わせて、豆皿の色を替えたり、デザインを替えたり、入れる中身を替えたり、自分らしさを演出して楽しむ。だから何枚も欲しい。豆皿は小さいから値段も安い。自分の好みを演出するには最適な小道具なのだという。
なるほど 豆皿は現代若者文化の象徴なのか?
それにしても、陶芸家からしてみれば何とも寂しい文化である。
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