雨が続いて気温が下がり、冬を迎えた様な寒い日々に、気分まで滅入ってしまいます。
そんな湿った空気の朝、イワシャジンです。濃い紫色の花が凛としてきれいです。
ふと気が付くと、そのすぐ近くをハエぐらいの小さな虫たちが、ブンブンブンブン と飛び回っています。一見、気持ちの悪い光景ですが、よく見るとハエではなくハチです。ハチたちは、粘土質の土を掘ったような小さな穴から、出たり入ったりしながら、せわしなく動き回っています。何をしているのかよくわかりませんが、蟻が働いている光景と似ています。それもずいぶんたくさんいます。
写真を撮って調べてみました。どうやら「コハナバチ」 のようです。
ハナバチとは、ハチ類の中で、花に訪れ蜜や花粉を集め、幼虫の餌としてそれらを蓄える習性をもつハチのことで、大きさは1センチぐらい、丸い体をしている。巣は地下に穴を掘り、そこに幼虫の餌となる花粉と蜜を練り合わせたものと卵を納める部屋を作る。大部分のハナバチは単独生活で、巣の独房に花粉と蜜を練ったものを蓄え、卵を産むと巣を閉じてしまう。(ウイキペキア)
これが巣穴。
これがコハナバチ
コハナバチは、人を刺したりすることはなく、花粉を集めるので益虫とされているのだとか、
しばらく様子を見てみることにしますネ。