早起きは苦手だけれど、朝の10時ころからお昼頃の、キラキラした光の中にとっぷりと浸かって、木々の息づかいや小鳥の水浴びや植物の芽ぶきを、じっと見ているのが好きです。
少し暖かくなったせいかいろいろな小鳥がやってきます。ジョウビタキ、シジュウカラ、ホウジロ、これらは木の実を食べますが、コゲラは木をつついて虫を食べます。今日はメジロの日にしようと、蜜柑の輪切りを木に挿しておきました。蜜柑の汁を吸いに来るのはメジロとヒヨなのです。
彼らがどこに住んでいるのか、どうやって冬を越したのか、どうやって子育てをしているのか、何にも知らないのですが、あちらが常連顔をしているからこちらも知らん顔をしていると、いつの間にか来ていつの間にか居なくなります。
今日は、風もなく暖かだったので、思いついて庭の隅に積み重ねておいた枯葉を土に混ぜて、畑づくりをすることにしました。体を動かしていると自然に汗ばんできて、生きている実感がわいてきす。
人間も小鳥も動物も植物も、きっとみんな同じなんだよな、ふとそんな気がしました。