出かけようとしたら、門扉の横の黒竹の葉っぱの上にタマムシが・・・、あわててカメラ・・・
昔は時々見かけたけれど、最近はめったに見かけない。久しぶりの対面・・・。
全体が美しい金緑色の金属光沢に輝いている。中学生の修学旅行で法隆寺の「玉虫の厨子」を見たっけ・・。
たまむしの羽の緑は推古より 山口青邨
視線を移すと山の登り口の石段の上では、小鳥が必死にムカデと格闘している・・・。
なにもせぬ百足虫の赤き頭をつぶす 古谷秀雄
驚いたことに、玉虫も百足虫も毛虫も尺取虫もげち"げち"もナメクジもみみずも、みんな夏の季語。
現代のマンション暮らしでは、いずれも死語ですね!