9月25日
庭のホトトギスの茎に一匹の蛹を見つけました。
それまで、ホトトギスの葉を食べてしまうトゲトゲの毛虫をよく見かけたのですが、
その毛虫の蛹に違いありません。
さて、どんな蝶が出てくるのか・・・、
観察することにしました。
10月1日
朝夕 観察すること一週間あまり、
体の真ん中に目らしきものが、キラリと光るものが 現れました。
怪獣のような風体です。
10月5日10時20分
蝶の誕生です。
いつまで待っても、お尻からぶらさがったままだった蛹が、
ついに、脱皮したのです。
大きな蝶です。
ギザギザ模様の羽根から「タテハ蝶だ!」とわかりました。
が、なかなか羽根を開きません。
観察を始めてから2週間あまり、
二度の颱風にもびくともしなかった「蛹」が
ルリタテハ になったのです。
写真・ウイキペディアより
10月12日
あっという間に飛び去ったルリタテハのことなど忘れたように、
今、
ホトトギスは、満開です。
ホトトギスがルリタテハの食草だということを、私は、今回初めて知ったのでした。
瑠璃色の 蝶育てたり ホトトギス