バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

母の変化のきっかけ-①親の会

2006年04月16日 | 障害児の親
NICUの医師に教えられて、初めて竹の子の会(親の会)に連絡を取ったのは
まだバンビが入院していた時だから、私の状態としてはかなり落ちていた頃だった。

電話に出てくださった方と話しているうち、私は不安と緊張とそれまでに張り詰めていた想いからか途中で泣いてしまったのだけど
その方は私の話をよく聞いてくれて、そしてこう言ったのだった。

「大丈夫よ。みんなお話もできるようになるし、ちゃんと歩いてるわよ。
あなたは1人でがんばらなくていいの。たくさん仲間がいますよ。」


その言葉は、私が産後かけてもらったどんな励ましの言葉より胸に響いた。心強かった。今もその時のことは忘れない。

その後オットと参加した会の集まりで、やはり尋常でない太り方をしたPWS児の姿を目の当たりにした時には、”バンビもいずれこうなるの?!”とショックを受けた。
(こう書くと、そういうお子さんをお持ちの親御さんは気分を害されるかもしれません。
ごめんなさい。でも、当時の私の正直な気持ちです。)

でも、トコトコと歩いている小さな子供達の姿を見たら
”あぁ、歩けるんだ。バンビもいずれ歩けるようになるんだ。”と思って、とても嬉しくなったのだった。
会を通じての情報や他のママさん達との交流よりも、最初はそのことが私に元気とやる気?を与えてくれたんじゃないかと思う。

☆☆☆
その後、私は会を通じてたくさんのママさんと出会い、仲間と呼べる人達と知り合うようになるのだけど、そのことについてはまた改めて書こうと思います。
コメント (2)
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