バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

思いこみ

2010年05月19日 | 日々の出来事
休み明けの朝、出かけようとしたら、バンビがランドセルに本を入れようとしてて入らず、グズグズ(私の目から見れば)していた。

バンビのクラスでは金曜の国語が図書の時間で、毎週1人2冊まで図書室の本を自分で選んで借りてこられるシステムになっている。
で、次の金曜日に前週に借りた本を返さないと、新しい本が借りられない。

母:「今日は金曜日じゃないから本はいいんだよ。」
バンビ:「違うの。持ってかないとダメなの。」

カレンダーを見せて曜日の説明をするも、「みんな持っていってるの。だから、持ってかないとダメなの。」と泣きだすバンビ。
母:「そんなはずない。本を持ってくのは金曜日なんだから。」

朝出かける間際にこーいうのってイライラさせられる よね?

仕方なく「じゃあ、とにかく学校に行って先生に聞いてみよう。」と言って、泣きじゃくるバンビを半ば引きずるようにして登校した。

で、先生に話を聞いたところ、本は”金曜日までに”返せばよく、読み終わった人は週明けから持ってきているということだった。
そこのところをバンビ自身まだうまく言葉で私に説明できなかっただけで、バンビが言ってること自体は間違いじゃなかった。

”またバンビが何か思いこんでるに違いない”と思っていたけど、”金曜日に”と思い込んでいたのは私の方だった。
ごめんよ、バンビ。

まぁ、バンビの言う”持ってかないとダメ”なのは金曜日までの話だから、厳密に言えばバンビの言ってることもちょっと違うけど、でも”何でもみんなと同じようにしたい、自分だけ違うのはイヤだ”っていうバンビの気持ち、汲んでやれなかった。ごめんね。
(時々先生が「本を持ってきてね。」とみんなに返却を促しているらしく、まだ返してないバンビは自分が注意を受けているように感じていたのかもしれない。)

ちなみに バンビはずっと乗り物関係の本(図鑑見たいな、うちにもたくさんあるヤツ)ばかり借りてきてたんだけど、先週はなぜか恐竜図鑑とエルマーの絵本だった。
しかも「きょーりゅー借りたんだょ。」と、とっても嬉しそう。
いつから恐竜に興味持ち始めたんだか?

で、同級生のコが借りてきたのは何故か「人体のしくみ」
ママが「読めるわけないのに。」と言っていたけど...。
みんな、どうやって選んでるんだろう? 面白いなぁ。

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