バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

生活習慣

2011年10月19日 | 障害児の親
自分が子どもの親になって
それも過食や肥満と戦う運命の子の親になってからというもの
よその子どもの食生活にいままで以上に関心を持つようになった気がする。


で、見てると子どもってほんと食べるものなのねー。

午前中におにぎりとか食べてたりして、朝ご飯食べてないのかと思いきや
それとは別腹ということでびっくり。
あと結構ひっきりなしにお菓子を食べてたりする子もいて
(言葉は悪いけど、ちょっと騒ぐとまるで親が口封じみたいにお菓子を与えてたりする場面も目にして)
でも、それでも全然太らないからすごいなぁ と感心させられたり。

そう、普通の子ならそれだけ食べても消費するから、子どもって太らないものなんだなー と思うんだけど。
でも、PWSの子がそれやっちゃうと、あっという間に太っちゃう。
それだけ代謝が悪いってことなんだよねー。
何かかわいそうだよね。食べたい盛りなのに。
でも仕方がないんだけど。



先日、PWSの小さなお友達のママとランチする機会があったのだけど
そのお子さんは成長ホルモン療法をやっているから
バンビのおチビの頃と違って、身体付きもしっかりしていてぜんぜん太ってない。
体重が増えなくて、かえって病院で「ちゃんと食べさせてるの?」って言われちゃうくらいらしい。

だけど、ランチの前も食後にも 小さなラスクのようなお菓子をママがあげているのが気になって
ほんとーに自分のことおせっかいなおばさんだとは思ったけど
「おやつは決めた量を決めた時間にあげるような習慣にしておくと、後が楽よ。」とつい言ってしまった。

余計なお世話だったとは思うけど、ママはすぐ理解してくれたので良かった。
(勝手にブログにも書いちゃって、もしこれ読んで気を悪くしたらごめんね。)



低カロリーで甘くないから大丈夫 というんでもないんだよね。
まず、ほしがればあげる という習慣を付けない方が良いと思う。
そういう習慣がついちゃうと、ほしがってももらえなければ 当然子どもは不満に思う。
不満に思えば、くれと騒ぐ。
騒がれたら、特に出先なんかでは親も困るから またあげる。
でも、それやってるとそのループから抜け出せなくなる。

今は太ってないから大丈夫 と思っていても
太り出した時に 一度ついた生活習慣はそう簡単に変えられるものじゃないから
最初から気をつけておいた方がいいと思う。

まぁ、きょうだいがいたりするとなかなか難しいとは思うけどね。


うちの場合、バンビはまだ過食という状態ではないと思う。
四六字中食べ物をほしがったり、探してまで食べたりということはしない。

我が家では 特別な事情がない限り、おやつは毎日食べることにしている。
そのかわり、食事とおやつの時以外に食べ物は与えない。
だから「おやつはまだ?」とか「ママ、おやつ食べたい。」と言うことはよくあるけど、貰えればそれで満足する。
それ以外の時間に食べ物をほしがることはあまりない。
(ほしがってももらえないことはわかっているし。

あげないのではなく、おやつは必ずあげる なんだよね。
見通しが立てば不安はないようで、おなかもだけど気持ちが満足するのかもしれない。


食事も、まだ取り分けで与えて、自分で食べることができなかった頃から
例え出先でも、バンビの分はバンビの取り皿に全て入れてからあげるようにしてきた。

自分のお皿から少しずつ取って食べさせると食べた総量がわからなくなるし。
それに、このお皿はバンビの分、無くなったらおしまい と意識させることは大事だと思ってきた。
”このお皿の分、全部バンビのだよ。こんなにたくさん食べたね。美味しかったね。”
これまた心の満足かな。


そうそう、出先であげるおやつなんかも
大袋から少しだけ与えるというやり方はしなかった。
必ずその日の分だけを小分けして持ち歩いてたなー。

だって見ると食べたがるでしょ。
まだあるならもっと食べたいと思うのが人情だもんね。
例え量にしたらちょっとでも、”これ全部食べていいんだ”ってことが
本人にしたら嬉しいみたい。


今は面倒かもしれないけど、そういう生活習慣にしておけば
後々絶対楽になると思う。
三つ子の魂、百まで だから、小さい頃から意識しておくといいと思うんだよね。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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学芸会の練習

2011年10月19日 | 日々の出来事
運動会が終わったと思ったら、すぐ学芸会の練習が始まった。

11月にまず連合(支援級合同)の学芸会があり、その週末に学校の学芸会がある。
演目は両方同じ「はらぺこあおむし」
歌とあと途中でハンドベルをやらせようと、音楽の講師の先生は張りきっているようだけど
現在はまだ ”ほんとにできるの...?”という状況みたいで
担任の先生も「今年に間に合いますかねぇ。」と心配していた。
 

で、どうもその練習が始まった頃からまたバンビの吃音がひどくなってきた気がする。
まぁ心理的プレッシャーなんだろうね。


バンビは今のところ火曜日のパートをソロで歌うべく、日々練習しているようだけど
「かようび、かようび。梨を2つ食べました。
 それでもやっぱり おなかはぺこぺこ。」

まず 声が小さいというか、お腹から声が出ていない。
それに、”ぺこぺこ”の発音が難しいらしく、”へぽへぽ”みたいに聞こえてしまう。
自信がないから声がより小さくなって、ほとんどフェードアウト。

家でも練習させてと言われて、CDに合わせてやっているんだけど
どうもその”へぽへぽ”でいつも2人で笑ってしまって...。

あんまり言うとどんどんどもりがひどくなりそうだし。
難しいなぁ。

連合の会場は600人収容の大きなホールだけど
スタンドマイクは使えないらしいから、これじゃあたぶん誰にも声が届かないだろう。
ヘタしたらソロパートはナシになるかもしれない。

うーん。どうしたもんだか...。

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