バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

就学に向けて

2008年02月09日 | 就学に向けて
幼児Gでともに活動しているバンビよりちょっとお兄ちゃん・お姉ちゃんの子ども達がこの春就学する。
バンビは今度幼稚園の年中さんだけど、そうやってだんだん「就学」が身近なことに感じられるようになってきた。

発達障害者支援法ができ、特別支援教育が始まって、教育の現場は今どんどん動いているというか、変わってきている気がする。
明らかに過渡期という印象。国や自治体も手探り状態なんだろうね。
でも2年たったらバンビは確実にそんな混沌とした中に巣立っていかなきゃならないわけで...。
親としてはやっぱり気になるし、心配でもある。

どの小学校に進学するか?
健常児なら本人の希望を第一優先に、後は環境とか通学のことを考えれば自ずと決まることなんだろうけど、これが障害児となると必ずしも本人に希望があるわけじゃなし、親の判断に負うところ大。

通常級に入れるか、それとも特別支援学級、はたまた特別支援学校(養護学校)か。
親の判断でどの学校を選択するかで、子どものその後の人生 は大げさにしても、生活に大きな影響があると思うと、たぶんすごく悩んだり迷ったりするんだろうなぁ。

よく「(障害児は)幼稚園まではいいんだけどね。みんな小学校からが苦労するというか大変なのよね。」という話を聞くんだけど、じゃあ実際何がどう大変なんだろう?
親が何かしてやることで回避できるトラブルなら、そうしてやりたいと切に思う。

というわけで、今後は我が区の状況などもチェックしつつ(動きは議会の議事録に公開されているからそれ読めばわかるし)少しずつ情報収集などもしていこうと思ってます。
このブログも自分のメモ代わりに活用するつもり。

で、早速 今日拾った「統合教育」に関する一見解:「統合教育を考える」
http://www.helperstation.net/toranoana/togokyouiku.php

私はいままで「統合教育(インテグレーション)」と「包括教育(インクルージョン」の違いがよくわかってなかった。
http://blog.goo.ne.jp/littlestar_constellation/e/55d71669dcea4607f92114345f1c1622
(しかし、こういうのってやっぱり”教育学上(?)の流行りもの”って気もするが...。)

個人的には 健常児と障害児が”ただ一緒にいる”ことに 現時点ではあまり魅力を感じてないな。
まぁ一緒にいるだけでも 障害児には社会性が、健常児には思いやりの心が育つという話(主張)はよく聞くけど。幼稚園と違って学校は勉強するところだから。
健常児はもちろんだけど、障害児もその子に合った”生きていくために必要な能力”(必ずしも学力だけではなく)を身につけていくことが大事だと思う。
(だから障害児には支援を っていうのは、統合教育的な考え方なのかな?)

そういう意味では障害の有無に関係なく、子ども達一人ひとりに合った教育支援が行われつつ1つの教育プログラムの中で共に過ごすインクルーシブな環境って確かに理想的。
しかし現実にはどんなカンジなんだろうか? まだイメージするのが難しいなぁ。
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/osusume2/jiheisyoutoinclusion.html

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

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