バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

連合運動会 ~小学校と中学校~

2015年06月22日 | 就学に向けて
区内の小学校支援学級連合の運動会が無事終わりました。

いままではずっと小体育室での開催で、フロア自体狭いし、観客も座るスペースがなかったんだよね。
それを育成会を通じて何年も区に対して訴えかけ、メンバーが区議会議員さんにまでかけ合ってくれて
やっと今年、念願かなって大体育室での開催に。

まぁ、もちろんその陳情だけの成果ではないにしても
やっぱり自分達で動かないと何も変わらないし、逆に動けばいつかは変えられるんだ って思った出来事...。

バンビにとっては小学校最後の連合運動会を、いい気持ちで迎えられてほんとに良かった。

当日はかけっこ、ミニつなひき、障害物競争、ダンスに出場。
そして、6年生の今年はリレーの選手も務めたバンビ。
まぁ、結果はともかく(笑)どれも一生懸命頑張ったことに意味があったよね。


実はその前日、中学の支援学級の連合運動会をちょっとだけ見に行ってきた。
こちらは以前から大体育室での開催だけど
もう子どもが大きいというのと、平日ということもあってか、見に来ている保護者の数も小学校に比べればかなり少ない。

そして、小学校の方ではBGMが流れているけど、中学校は一切ナシ。
その分、先生方の指示する声や笛の音、生徒達の歓声しか聞こえず
雰囲気はまったく違う。
小学校がタイトルどうりの「なかよし運動会」なら、中学校はほんとにザ・運動会ってカンジ。

プログラムも、まぁパンくい競争とかのお楽しみ演目?もあるようだったけど
20人くらいが一度に跳ぶ大縄とびとか、一気にレベルが高くなってびっくり。
バンビはこの中に入ってやっていけるのか...。


その前の週にバンビを入れたいと思っている中学の公開授業を見てきたのだけど
調度体育の授業で、この運動会に向けた練習をやっているところだった。

生徒14人に対して、先生は3人いたけどそのうち2人は補助的な役割で
主任の先生1人の言葉の指示だけで、次々に課題をこなしていた。

先生の言葉や指示も、生徒達の動きも そこにあるのは大人の集団だよね。
指示を聞いてなければ注意されるし、ダラダラしていれば叱責もされる。
行動も素早く、みんなで協力して。

同じ日、バンビの学校の公開授業もたまたま体育で運動会の練習だったんだけど
違いが際立ちすぎて...。
小学校は ダラダラしてる子、途中で座り込んだり、寝っ転がったりする子もいるし
それを補助の先生が やんわりとなだめたり励ましたりして。
それはやっぱりお子ちゃまの集団。すべてがお遊戯の世界。
まぁ、1年生なんて数か月前までは幼稚園や保育園児だったわけだから
幼い雰囲気は無理もないのかもしれないけど。


このギャップがすごーーーく大きい。

これは何も障害児の学級だけではなくて、健常児でも同じらしく
だから「中1ギャップ」なんて言葉があって問題視されているし
小中一貫校はその対策の意味もあるんだろうな と思うけどね。

元々できる子は問題ないんだろうけど
バンビみたいに、おそらく支援学校判定の子にはかなり厳しい世界になる違いない。
支援学級に入れたとして、果たして着いていけるのか...。

それでも私がバンビを支援学級に入れたい と思う理由は、また別の記事にまとめてみたいと思ってます。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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