バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

高等部進学へ向けて

2018年11月21日 | 就学に向けて
またまた久しぶりの投稿。
最近はペアレントメンターとしての活動で別にブログを書いていることもあり →未来えんじんブログ
こちらはちょっとほったらかしです。

さて、バンビですが いよいよ来春中学を卒業予定。
先日 特別支援学校(高等部)の願書をもらってきました。

特別支援学校の場合、普通科だとほぼ誰でも入れるので
もちろん、願書出して面接とか形ばかりの試験はあるけど、知的に重度の人も進学できるし。
まぁ いわゆる世間一般の中学3年生のように、受験に追われるということはないから気は楽だよね。

これが 就業技術科という 軽度発達障害で一般就労を目指す、しかも就職率100%を謳う学校
この辺の通学圏内だと、水元小合学園、永福学園、志村学園辺りへの進学を狙うとなると
何しろ倍率が1.25倍とかで 全員合格できるわけじゃないし
それなりに受験対策が必要になるんだけどね。

ちなみに 就業技術科の他に、職能開発科というのがあって
これは就業技術科よりは小規模だし、障害も一応中度~軽度 となっているけど
でも、やっぱりバンビには難しいと思って、チャレンジするのはやめることにした。

だって、就業技術科不合格になった子がリトライできるわけで
そうなったら 初めから職能開発科目指してもなかなか難しいしね...。

特別支援学校の普通科は 知的に重度の子もいるけど
中には企業就労する子もいて そういう意味ではとても幅広い。

バンビは、中学3年間支援級にいて 他の子についていくだけでもいっぱいいっぱいのところがあったし
(本人は至ってお気楽みたいだけど)
高校は少しのんびりして、自分に自信をつけてもらえたらな と思っている。


中学でも 来週は作業所での職場実習もあるし
いよいよ世の中に出る日が近づいているのを感じる。

でも本当にそんなにすぐに 就労でいいのかな? と親として迷う気持ちもあるんだよね。

だって、同世代のほとんどの子が 高校卒業して、まぁ全員大学進学とは言わないまでも
専門学校に行ったりするわけで
高卒ですぐ働く子は いまどきなかなか少ないんだよね。(都心だからなのかもしれないけど。)


それなのに、ただでさえ人よりゆっくり育っているバンビが
どうして高校出てすぐ働かなくちゃならないんだろう...

もっといろんな体験をして、勉強をして
学生らしいモラトリアムな時期を楽しんだっていいんじゃないか そんな風に思うわけ。

それ言うと 勉強苦手なら、世の中に出て楽しく仕事してお給料もらえた方が幸せじゃない? って言われたこともあるし
企業サイドの人からは 就労支援なんかに行くより、実際企業に入った方が余程学ぶことは多いし身に着くよ って
言われたこともある。

どっちも確かにそうかもしれない。
でも、それはその人にもよるだろうし、バンビはどうなんだろう? って思うんだよね。


もう、バンビも大人になっていくわけだから 本人の意志も尊重してあげたい。
でも、まだ現在の段階ではそれが固まってなくて、ふわふわしているように感じられる。

今の私にできることは いろんな選択肢を用意すること。
これを選ぶとメリットはこうで、デメリットはこう。
こっちを選べばメリットは... という風に。
親の一存で決めつけるのではなく、示唆する くらいのカンジかな。

次の3年間の間に じっくり考えて行こうと思ってる。
でも、この3年がねー 年々早くなるのよね。
中学だってこの前就学~ と思ったのに、もう卒業だもんね。
ちょっと焦るなぁ...

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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