先日の記事にはこう書いたけど...
”こういう生活の問題を直そうとしても、それはもう無理なんだと思う。
だって、それがプラダーウィリー症候群だから。
そういう症状を緩和する対処方法はあると思うけど、根本的には治らないよね。
本人以外の周りがうまく折り合っていくしかない。”
それは一面的には確かにそうなんだよね。
でも、じゃあ 本人に何の努力もさせなくてよいのか、親は”あるがままを受けとめ”何もしなくていいのか
と言ったら、それも違う と思っている。
小さい時から努力して積み重ねていくことによって、根本的な症状であっても 緩和できる余地はある。
二次障害も防げる。
いろんなトラブルは本人自身もツラい。きっと生きづらさを感じているんだろう。
その視点は忘れず持っていたいと思うけど、だからこそ本人が少しでも生きやすくなるために
育て方(親だけでなく子どもを取り巻く人の)は重要と感じるんだよね。
昨日、テレビ(朝イチ)で ”キレる子ども”の特集をしていた。
キレやすい子が増え、親もどう対処したらいいか悩んでいる人が多いらしい。
(”かっとなって親を殺した”というニュースが、そう珍しいものでなくなっているのも現実...。)
キレる子どもに共通しているのは、自尊感情や自己肯定感が弱いというか、低いというか なんだそうだ。
だからちょっとのことで、自分を否定された とか、自分はもうダメなんだ となる。
テレビでは 自分の短所を上げて、それを友達同士長所に置き換えてあげて
みんなの前で発表するという取り組みをしている学校を紹介していた。
誰でもみんな”自分を認めてほしい”という気持ちはあるよね。
私だってできる、僕にはこんないいところがある そういう気持ちはとても大事。
自分に自信を持てると、心に余裕ができる。
だけど、特に障害児は うまくできないこと、苦手なことが多くて、余計そういう気持ちを持ちにくい。
いろんな体験をさせて経験値を上げて、”大丈夫だよ、できるよ。”ってことを発信し続ける。
それは親にできる子育ての工夫の1つだと 私は思っている。
今、「子育てハッピーアドバイス」っていう育児本のシリーズがベストセラーになっているそうだけど
(私は立ち読みしたことしかないんだけどね)
いかに子育てに悩み、アドバイスを求めている親が多いかっていう話なんだろうね。
その本のホームページのQ&Aコーナーに
「自己肯定感を育むのに、いちばん簡単で有効な言葉は?」っていう質問があって
それに対するAnserは「ありがとう」だと書いてある。これはなるほどと思ったなぁ。
他にもいろいろあるので、良かったら参考にしてみてください。→「子育てハッピーアドバイス」Q&A
テレビでも言っていたけど、親が子どもに対しいちばんたくさん言う言葉は「早くしなさい」なんだって。
耳が痛いわ~。
でも、常に命令されていて いい気分がするわけないよね。子どもだってストレス溜まるはず。
だから キレることを叱ってもなんの解決にもならない。
”親は子どもと向き合って、ちゃんと話を聞いてやるとよい”というのは
そのとおりだよなー と思いつつ、こちらにそれだけの心の余裕がなかなかなくて...。
それと、イライラする気持ちを持つこと自体は悪いことではないのだとか。
問題はその気持ちをどう表現するか、どう解消するかなんだろう。
私はそういう時は バンビと横に並んで座って、気持ちを聞いてやるようにしてやることが多いかな。
そうすると 「イラッとしてきた!」とか「○○(それは私の言い方だったり、宿題の内容だったり)がイヤなんだ!」とか
バンビは自分の言葉でそれを表現できる。それだけでもかなり違うようだ。
”イライラしたのはわかるけど、でもだからってママを叩くのは良くないんじゃない?
痛いからやめてほしいよ。”と伝える。
それでバンビが自分が悪かったと思えるまでになれば ごめんなさいも言えるんだよね。
この辺のことは 私がたまに読ませてもらっているなないおさんという方のブログにも書いてあるので
勝手にご紹介してみます。
→うちの子流 ~発達障害と生きる 「怒りのコントロール 娘のアンガーマネジメント」
この「だいじょうぶシリーズ」私もちょっと興味あるな。
みんないろいろ工夫しているよね。
しつこいようだけど、子ども自身も苦しんでいるから。
それを緩和してやるためにも 親が手を打てることはやるべきでは と私は思っている。
”世の中の理解がー”とか、”周りの支援がー”とか まぁ確かにそれも大事ではあるんだけど
それを言ってるうちに 自分の子どもがどんどん大きくなっていくから
今のうちに 自分の子供をまずは仕込もうよ というのが本音。
そして、子どもを仕込むには 親があの手この手でアプローチしていくしかない。
それを 大変だからできない という人は、将来もっと大変な目に合うと思うけど...。
私自身は 今バンビを仕込むのはもちろんバンビのためだけど
将来、バンビが成人して自分が老後を迎える頃に 大変な目には合いたくないと思ってるから。
将来に向けて今投資しているんだよね。
前に ほっといても子供は育つ と言われたことがあるけど
そりゃ確かに大きくはなっていくけど、どう育つかはやっぱりどう育てたかによると思うな。
健常児はある程度自分でいろいろ考えて吸収して育ちゆくけど
それだって 今、こんなに悩んでいるんだよね、子も親も。
ましてやそういうのが難しい障害児は 親が手をかけてやるしかないんじゃないかなぁ。
親も勉強して、工夫して、子育ての努力を惜しまずに。
前にも書いたことあるけど、そういう意味では子育ては(自分との)戦いだと私は思っているんだよね。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
”こういう生活の問題を直そうとしても、それはもう無理なんだと思う。
だって、それがプラダーウィリー症候群だから。
そういう症状を緩和する対処方法はあると思うけど、根本的には治らないよね。
本人以外の周りがうまく折り合っていくしかない。”
それは一面的には確かにそうなんだよね。
でも、じゃあ 本人に何の努力もさせなくてよいのか、親は”あるがままを受けとめ”何もしなくていいのか
と言ったら、それも違う と思っている。
小さい時から努力して積み重ねていくことによって、根本的な症状であっても 緩和できる余地はある。
二次障害も防げる。
いろんなトラブルは本人自身もツラい。きっと生きづらさを感じているんだろう。
その視点は忘れず持っていたいと思うけど、だからこそ本人が少しでも生きやすくなるために
育て方(親だけでなく子どもを取り巻く人の)は重要と感じるんだよね。
昨日、テレビ(朝イチ)で ”キレる子ども”の特集をしていた。
キレやすい子が増え、親もどう対処したらいいか悩んでいる人が多いらしい。
(”かっとなって親を殺した”というニュースが、そう珍しいものでなくなっているのも現実...。)
キレる子どもに共通しているのは、自尊感情や自己肯定感が弱いというか、低いというか なんだそうだ。
だからちょっとのことで、自分を否定された とか、自分はもうダメなんだ となる。
テレビでは 自分の短所を上げて、それを友達同士長所に置き換えてあげて
みんなの前で発表するという取り組みをしている学校を紹介していた。
誰でもみんな”自分を認めてほしい”という気持ちはあるよね。
私だってできる、僕にはこんないいところがある そういう気持ちはとても大事。
自分に自信を持てると、心に余裕ができる。
だけど、特に障害児は うまくできないこと、苦手なことが多くて、余計そういう気持ちを持ちにくい。
いろんな体験をさせて経験値を上げて、”大丈夫だよ、できるよ。”ってことを発信し続ける。
それは親にできる子育ての工夫の1つだと 私は思っている。
今、「子育てハッピーアドバイス」っていう育児本のシリーズがベストセラーになっているそうだけど
(私は立ち読みしたことしかないんだけどね)
いかに子育てに悩み、アドバイスを求めている親が多いかっていう話なんだろうね。
その本のホームページのQ&Aコーナーに
「自己肯定感を育むのに、いちばん簡単で有効な言葉は?」っていう質問があって
それに対するAnserは「ありがとう」だと書いてある。これはなるほどと思ったなぁ。
他にもいろいろあるので、良かったら参考にしてみてください。→「子育てハッピーアドバイス」Q&A
テレビでも言っていたけど、親が子どもに対しいちばんたくさん言う言葉は「早くしなさい」なんだって。
耳が痛いわ~。
でも、常に命令されていて いい気分がするわけないよね。子どもだってストレス溜まるはず。
だから キレることを叱ってもなんの解決にもならない。
”親は子どもと向き合って、ちゃんと話を聞いてやるとよい”というのは
そのとおりだよなー と思いつつ、こちらにそれだけの心の余裕がなかなかなくて...。
それと、イライラする気持ちを持つこと自体は悪いことではないのだとか。
問題はその気持ちをどう表現するか、どう解消するかなんだろう。
私はそういう時は バンビと横に並んで座って、気持ちを聞いてやるようにしてやることが多いかな。
そうすると 「イラッとしてきた!」とか「○○(それは私の言い方だったり、宿題の内容だったり)がイヤなんだ!」とか
バンビは自分の言葉でそれを表現できる。それだけでもかなり違うようだ。
”イライラしたのはわかるけど、でもだからってママを叩くのは良くないんじゃない?
痛いからやめてほしいよ。”と伝える。
それでバンビが自分が悪かったと思えるまでになれば ごめんなさいも言えるんだよね。
この辺のことは 私がたまに読ませてもらっているなないおさんという方のブログにも書いてあるので
勝手にご紹介してみます。
→うちの子流 ~発達障害と生きる 「怒りのコントロール 娘のアンガーマネジメント」
この「だいじょうぶシリーズ」私もちょっと興味あるな。
みんないろいろ工夫しているよね。
しつこいようだけど、子ども自身も苦しんでいるから。
それを緩和してやるためにも 親が手を打てることはやるべきでは と私は思っている。
”世の中の理解がー”とか、”周りの支援がー”とか まぁ確かにそれも大事ではあるんだけど
それを言ってるうちに 自分の子どもがどんどん大きくなっていくから
今のうちに 自分の子供をまずは仕込もうよ というのが本音。
そして、子どもを仕込むには 親があの手この手でアプローチしていくしかない。
それを 大変だからできない という人は、将来もっと大変な目に合うと思うけど...。
私自身は 今バンビを仕込むのはもちろんバンビのためだけど
将来、バンビが成人して自分が老後を迎える頃に 大変な目には合いたくないと思ってるから。
将来に向けて今投資しているんだよね。
前に ほっといても子供は育つ と言われたことがあるけど
そりゃ確かに大きくはなっていくけど、どう育つかはやっぱりどう育てたかによると思うな。
健常児はある程度自分でいろいろ考えて吸収して育ちゆくけど
それだって 今、こんなに悩んでいるんだよね、子も親も。
ましてやそういうのが難しい障害児は 親が手をかけてやるしかないんじゃないかなぁ。
親も勉強して、工夫して、子育ての努力を惜しまずに。
前にも書いたことあるけど、そういう意味では子育ては(自分との)戦いだと私は思っているんだよね。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
ブログで触れようと思いましたが、自分の浅さでは語れませんでした
キレる小学生…一昔前は、『キレる17歳』とゆう言葉が流行りましたね。私、思いっきりその世代なんです。さすがに、その当時の事件、神戸の事件なんかは衝撃でした。
昨日のテレビを見ていて、「その声がけは…」と思いつつ、それは客観的に見れているからであって、その場、その時、自分だったら…と考えると、豹変しそうです(笑)
笑い事じゃないですね
癇癪とか暴言暴力等、何かが起こる前の、自分にも余裕があるときの関わり方なのでしょうか。
ペアトレの本、全然読めていないですが、新しいステップに取りかかるときは、心にも時間にも余裕のある時…と書いてありましたね。
つまり、日々の積み重ね、なんですね。
障害自体の発現は、親の責任じゃないとは言われるけど、確かに、どう育つか…とゆうのは、親の関わり方が、一番影響されますよね。
もちろん、親の関わりだけではありませんが。
障害のある子であれば、受信も発信も苦手だったり独特だったり…尚更、丁寧な関わり方が必要なんですよね。
子育てって、深い。
深いの一言では浅すぎますが、深いですねぇ。
あの特集に対してはいろいろ批判の声もあるようで...
例えば、キレる要因が発達障害にあるのだとしたら、親の対応ばかりを求めるのは親を追い込むことになるのに とかね。
確かに、もしほんとに発達障害であれば療育を受けたり、受診して投薬をしたり適切な対処をした方がよいのはもちろんですけど。
ただ、例え発達障害であろうと、やっぱり親の対応如何で子どもは変わるという側面は否定できないのではないかと 私は思っています。
(親がやれるだけのことはやった上で、でも親がすべてじゃない って言うならわかるんですけどね。)
マーチさんのブログにアップされていたペアトレの本は私も持っていますが、あれは翻訳本なのでちょっとわかりにくいところがありますよね。
でも、その原理?というかコンセプト?は知っておくとほんとにいいと思うので、是非ぜひ使いこなせるまでに頑張りましょう。実践あるのみだと思います。