知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

フランキー、ボビーとミス・マープルの共演

2023年11月22日 | アガサ・クリスティ
NHKで放送された「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
毎回原作と違う!とだいぶ不満を書きましたが、全体的には久しぶりに「明るい」クリスティー作品になっていて楽しめました。

フランセスカ・アニス、ジェイムズ・ワーウィッ がフランキーとボビーを演じた1980年の作品はかなり原作に忠実に作ってあった記憶があります。
(もうずっと昔に見たきりなので、記憶はだいぶ怪しいけど)。
この作品の出演者を見ていたら、なんとミス・マープルを演じているジョーン・ヒクソンさんが出ているではありませんか。
ボビーが弁護士のふりをして会いに行くMrs. Rivington の役です。
探したら映像がありました。


Joan Hickson in Why Didn't They Ask Evans? (1980)

あまりにもミス・マープルの印象が強いので、別人のような役に見入ってしまいました。
このドラマから4年後の1984年にミス・マープルシリーズが始まりました。



 
"After the Funeral"を読み始めました。
ペーパーバックなので、目がもう駄目だ!と悲鳴を上げたらKindleにしようかと思います。

複数にはならないはずの"research"ですが、この本にも"researches" 出てきました。

これまでメモしたresearches
"The Study in Scarlet"
"The Kraken Wakes"
"Tom's Midnight Garden"
"Death in the Clouds"

そして今回の"After the Funeral"

全部イギリス。そして古い。
古いイギリス英語ではresearches も使われていたようです。
でもresearches はあってもa research はないらしい。



 
クリスティの伝記も並行して読んでいくつもりなので、しばらくはクリスティー💛
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 最終回

2023年11月19日 | アガサ・クリスティ
アガサ・クリスティの「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」最終回。

2回目はずいぶん原作と離れた印象でしたが、最終回は逆に一番原作に近かった気がします。

原作と違っていた場合は、原作は忘れてドラマ単体として見てみようかとも思うんですが、やっぱりそれができない。

ついつい、違う、違う!と言いたくなってしまって。

でもフランキーは可愛かったし、ボビーも素朴感溢れていていい感じでした。
この二人でシリーズ化して別の冒険物を作ってほしい。



 

 
クリスティファンとしては、やっぱり原作がお薦め。


ドラマを見ると、今度は別のクリスティ作品が読みたくなるという順番。
しばらく読んでないので読み返したいなと思っているのがこの3冊。

 


 


 
残念ながらどれもペーパーバックしか持ってなくて、Kindle版買うべきか迷う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 2回目

2023年11月12日 | アガサ・クリスティ
 
BSプレミアムで放送中のアガサ・クリスティの「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」

今日が3回シリーズの2回目。
先週放送された1回目は、多少原作にはない派手目な演出はあったけど、原作のイメージに近かった。

でも今日の2回目は、あれ、あれ、どんどん原作と離れてきたぞ。
ほぼ骨格だけ残して、細部はほとんど変えたかという印象。

うーん、3回目はどうなる。




 
クリスティの伝記読んでます。



 
飛行機が離れ小島に不時着という設定、好きなんですよねー。
とりあえずサンプル読んでみよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? 1回目

2023年11月05日 | アガサ・クリスティ
Why Didn't They Ask Evans? | Official Trailer | BritBox Original

今日からNHKで始まったアガサ・クリスティ原作の「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」。
3回シリーズの今日は第1回目。

久々に、本当に久々に重くないクリスティでした。
このところ途中で見るのを断念というのが続いていたのでほっとしました。
脚本、演出を担当したヒュー・ローリーは来週2回目からの登場ですね。



 
前回読んでからそれほどたってないんだけど、原作もまた読みたくなくなりました。


 
どうせならクリスティの伝記と一緒に読むのもいいかも。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスティ、不動の冒険ものベストスリー

2023年10月30日 | アガサ・クリスティ
 
来月この「なぜエヴァンズに頼まなかったのか」がBSプレミアムで放送されるそうで、また原作が読みたくなってきました。

このブログでしつこく書いてますが、

"Why Didn't They Ask Evans" 
"The Man in the Brown Suit"
"The Secret Adversary"

の三作は私の「クリスティ冒険ものベストスリー」です。

 

 
ここ最近のクリスティの映像化は重くて、暗いものが続いているので、今回のヒュー・ローリー演出のこの作品はできれば軽く、明る目だといいなあ。




クリスティの伝記が1ドル本になっています。

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11回目のmare's nest

2023年09月09日 | アガサ・クリスティ

時々犯人はこの人かも、いやいやあの人かも、と浮かんだりしたけど、いやいや、犯人当てはしないで最後に驚かせてもらおうと、いつものように作者任せ。
結局犯人は当てられたか?
もちろん。
ほとんどの登場人物を疑えばたいていは当たりますよ。

今回もクリスティのおなじみの表現"mare's nest"「期待外れ、見掛け倒し、でっちあげ」が登場して、これで11回目のメモとなりました。




 
クリスティが終わったので、Duneが読みかけだけど、グリシャムも読むことにしました。
多分Dune は当分読み終わらないだろうから。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飽きがくる、を英語で

2023年09月02日 | アガサ・クリスティ
 
クリスティの"Lord Edgeware Dies" も廉価版がありました。
でも、"Partners in Crime"と同じく、クリスティらしくない表紙なので、これも別の本からの借り物かも。

電子化がちょっとおかしくて、時々文の途中で不要な行が入ってます。

他にも何冊かあるKindle版はどれも同じような状態のようです。


 
ちゃんとしているのはこの正規版だけらしい。

"Lord Edgeware Dies"は多分日本語でも読んでなかったと思うので、時々変な改行があるくらいならまあいいかとこの安いバージョンで読んでます。


 
 
"Partners in Crime" もちょっとここ一行空いているのは変じゃない?と思えるところがありますが、文の途中で切れていることはないので、あまり気になりません。



これも純正品のこのバージョンはだいじょうぶ。

どちらも読めないということはないんですが、先にサンプルを読んでみてから決めた方がいいかもしれません。


"Partners in Crime""The Secret Adversary" で活躍したトミーとタッペンスが結婚して数年後という設定。

平穏でお金の心配もない生活にちょっと飽きたタッペンスが、何か起こらないかなあと贅沢な悩みを言っているとトミーがこういいます。

Is it me or the money that palls upon you?

pall は「棺」とか「陰鬱」という意味。
"pallbearer" 「棺を担ぐ人」ということばで目にすることが多いかな。

動詞の"pall" には「興味を失わせる、飽きを起こさせる」という意味があります。

この意味ではもう何度もメモしているのに、次に出会うとまた忘れているという、よくあるパターン。

トミーは「君が飽き飽きしているのは僕それとも金?」と聞いているんですね。

会話ではもっと簡単に"get tired"で言えちゃいそうだけど。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トミーとタペンスの短編集

2023年08月27日 | アガサ・クリスティ
 
クリスティのトミーとタッペンスものの短編集"Partners in Crime"のKindle版が78円になっているんですが、これだいじょうぶなんだろうか。


だって、表紙が。

 
ジョン・ル・カレの"Tinker, Tailor, Soldier, Spy" と同じなんだけど。
Kindleだから中身があっていれば問題はないけど、やっぱり気になる。

サンプルをダウンロードしてみたら、中身はクリスティでした。


"Partners in Crime" はトミーとタッペンスものの中でも一番「本格物」らしくない作品なのでいつもの謎解きは期待できないけど、クリスティの雰囲気は十分に楽しめます。





私の持っているクリスティのペーパーバックはほとんど骨董品なので、字が小さい上に、紙質も悪い。
Kindleで久しぶりにトミーとタペンス読んでみようかと思います。

クリスティは古いものから少しずつ無料になってきてるので、1929年出版の"Partners in Crime"もそろそろ無料になりそうだけど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の読書記録

2023年07月29日 | アガサ・クリスティ
今週の読書はまたあれこれ手が出て、4冊併読になってます。

 
1冊目は児童書。
主人公のHolling が学校の授業でシェークスピアの本を読んでいくという設定で、これまで「ベニスの商人」、「テンペスト」、「ロミオとジュリエット」の3冊登場しました。
これまで英語の本を読みながら、シェークスピアと聖書の知識があったらよかったな思ったことがあります。
この本を読み終わったら、ついにシェークスピアも読んで見ようという気になっているかも、なんて気がしています。


2冊目はクリスティ。

 

"The Mysterious Mr Quin" と同じくポワロやミス・マープルの登場しないクリスティ作品です。

「あなたは幸せですか?そうじゃなかったらパーカー・パイン氏に相談してください」
という新聞広告を見てやって来た依頼人の悩みをパーカー・パイン氏が解決するという設定です。

今日読んだ"The Case of Discontented Soldier"にはクリスティ作品に時々登場する推理小説作家、オリバー夫人が出てきます。

"Parker Pyne, Investigate" も"The Mysterious Mr Quin" も不思議な味わいがあって好きなんですが、他のクリスティ作品よりKindleの価格が高めなのが残念。

3冊目はReese Witherspoon Book Club Pick。

 
Reese Witherspoon Book Club Pick で1ドル本なら手が出ちゃいますね。


4冊目はスティーブン・キング。

 
キングはまだまだ終わらない。


パーカー・パインの"The Case of the Middle-Aged Wife"
"buy a pig in a poke" というイディオムが出てきました。
これは「よく確かめず何かを買う」という意味。
"poke" は袋のことで、この袋に豚の代わりに猫を入れて売る悪徳商人がいたらしい。

いかにもイディオム!って感じで、メモしたような気がするけど見つからない。
豚だから、poke じゃなくてpork じゃないの?と思った記憶もある。
うーん、最近こんなこと多いなあ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1冊に決められないときは全部読む

2023年06月09日 | アガサ・クリスティ
 



 

モンゴメリの"The Road to Yesterday" とキングの"The Stand"も少しずつ読んでます。
"The Road to Yesterday"から単語をメモしたら、その後"The Stand"にもまた出てくることがけっこうあります。

spectral  幽霊のような
forenoon  午前

キングの言葉選びって、何となくイギリス英語っぽいなあと感じることがあるけど、一世紀以上前のモンゴメリの英語とかぶるというのは、古臭くもあるってことかな。




 

クリスティも読み始めたので、お気に入りの作家の本3冊併読になりました。
"4.50 from Paddington"はミス・マープルの出番は少なめですが、その代わりに「スーパー家政婦」ルーシーが活躍します。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする