知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

英検1級語彙、必要ですか?

2016年06月23日 | 英語

 

The Midwich Cuckoos
クリエーター情報なし
Penguin UK

いやあ、これは難しい言葉が後から後から出てきて、辞書を引くのが大変でした。

英検1級語彙の特訓か?と思えてきた。

試しにアルファベット順にいくつか挙げてみます。

accure
allusive
brethren
catachresis
cussedness
demarcation
dishevelled

と、ここまで書いて、ある記事のことを思い出しました。

最近Japan Times に載った英検に関する記事です。個人的にとても気になって、読んでみて、と私の周りの英語仲間にも読んでもらいました。

http://www.japantimes.co.jp/community/2016/06/08/issues/eiken-japans-english-learners-harm-good/#.V2vnRo9OJjr

この中にあの悪名高い英検1級の語彙問題が紹介されていました。

 “Jeffrey, tuck in your shirt. And brush your hair! You look so ___.”

1) disheveled 2) derivative 3) reticent 4) pervasive

 

 

 

答、わかっちゃいましたよね?

「服装がだらしない、髪が乱れた」という意味の1)disheveled が正解。この単語の出現頻度は100万語読んだら、4回か5回出会うチャンスがある位だそうです。

英検1級の語彙は確かに普通の会話にはほとんど必要ないかもしれませんが、私にとっては小説を楽しむためには絶対必要です 。

Are the rest of the Children vicariously enjoying her bullseye, too?

vicariously は「自分のことのように、自分の体験のように感じさせる」という意味。これもいかにも1級語彙って感じ。でも、本や、ドラマでけっこう遭遇します。

bullseye (bull's eye) は前にもこのブログで紹介しましたが、キャンディの名前です。

牛の目ですよね、まさに。伝統的にペパーミント味だったらしいんですが、画像検索するとカラフルなものもあります。最近は違う味のものもあるのかも。でもこの小説が書かれた頃はきっと白黒のペパーミントでしょう。

こうやって、前はわからなかったけど、今日はわかる!という単語が少しずつ増えていくのが読書の励みになります。

 

次はこれを読み始めました。

Evil Games: A gripping, heart-stopping thriller (Detective Kim Stone crime thriller series Book 2) (English Edition)
クリエーター情報なし
Bookouture

Detective Kim Stone シリーズの2作目。

愛想のない主人公、kim Stone クールでかっこよいなー。

今回の敵は相当手強そう。がんばれキム!

 

Mrs Harris's face was pleasant but marred by the ravages of hard work and anguish.

前に「時の流れによる破壊」、「時のいたずら」という意味の"ravages of time" という表現を紹介しましたが、ravage(破壊) は時間だけじゃないんですね。

 

コメント (9)
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