テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 最高峰の、栄光とは ―

2013-08-02 21:46:15 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 まつりだァ、わッしょォ~いィ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!お祭りだよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日8月2日から、私どもの地元・東京都八王子市では
 『八王子まつり』が始まりました♪
 詳しい様子は明日以降にお伝えすることにしまして、
 本日の読書タイムは、
 こちらもお祭り!な一冊を、さあ、どうぞ~!

  



 
           ―― ツール・ド・フランス ――



 著者は山口和幸(やまぐち・かずゆき)さん、2013年6月に発行されました。
 つい10日程前まで開催されていた世界最大規模の自転車競技、
 《ツール・ド・フランス》!
 今年は第100回大会とあって、
 特に最終ステージはお祭り気分も最高潮でした~♪

「じてんしゃれーすのォ、おまつりィ!」
「ぐるぐるるるる!」(←訳:真の王者決定戦!)

 そんな華々しいロードレース競技が、
 いつ始まったのか、
 どう進展してきたのか、
 どんな名選手がいて、
 数々の名勝負が繰り広げられてきたか、を
 解説してくださるのは、
 日本の自転車競技ジャーナリストの第一人者である
 著者・山口さん。

 毎年、夏には渡仏し、
 《ツール・ド・フランス》全行程を追って取材する、という
 山口さんの報道姿勢は、とても公正です。

 近年の自転車競技界を揺るがすドーピング・スキャンダルに
 本文中で触れつつ、
 それでも観る者を惹きつけてやまないロードレースの魅力を
 専門家、一ファン、両方の視点から
 分かりやすく描き出してくださいました。

「ろーどれーすゥしょしんしゃさんもォ~」
「がるるぐるるぅがるる!」(←訳:余裕で読めちゃいます!)

 1903年――明治36年。
 第一回《ツール・ド・フランス》、開催。

 二度の世界大戦時には中断を余儀なくされながらも、
 歴史を重ねてきた大会は、
 さらに成長しようとしています。

「ごーるしたァとォ、おもッたらァ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:もう来年の準備!)

 ええ、シャンゼリゼにゴールして
 選手さんたちはホッとひと息……
 してるヒマもありません!
 早くも来たる101回大会に向け、
 有力選手、強豪選手さんたちの移籍や引き抜き戦の火ぶたが切られました!

「すばやいィ!」
「がるぅ!」(←訳:高速ぅ!)

 次なるロードレースのお祭り、
 スペインを舞台とする《ブエルタ・ア・エスパーニャ》は
 8月末からの開催です。

 それまでは、スポーツ好きさん&ロードレースファンの皆さま、
 この御本で
 《紙上ツーツ・ド・フランス》をお愉しみあれ~♪

「らいねんのォ、つーるをォ~!」
「ぐるがるるるがる?!?」(←訳:制覇するのは誰だ?!?)



 
 

 
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