テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

是か非か?判定は?

2013-08-15 21:45:56 | ブックス
「こんにちわゥ~、テディちゃでス!
 まてィっ、とんぼッ!」
「がるる!ぐるるぐるがる!」(←訳:虎です!トンボ捕るです!)

 こんにちは、ネーさです。
 お庭をふわふわトンボくんたちが飛んでいて、
 捕虫アミをブン回したくなる気持ちも分りますが、
 炎天下での激しい労働はおすすめできません。
 緊迫の大捕りもの!っていったら、
 今日の読書タイムで御紹介するこちらの方々に
 お任せしちゃいましょ~!

  



 
            ―― シャーロック・ホームズ 絹の家 ――



 著者はアオンソニー・ホロヴィッツさん、
 原著は2011年に、画像の日本語版は2013年4月に発行されました。
 英語原題は『THE NEW SHERLOCK HOLMES NOVEL THE HOUSE OF SILK』、
 題名にもありますように、
 偉大なる唯一無二の諮問探偵シャーロック・ホームズさんが活躍する最新作です。

「ふァ~?? さいしんさくゥ~??」
「ぐるっるる!」(←訳:それって変!)

 ええ、多くの活字マニアさんも思われるでしょうね。
 変じゃん!
 ショーロック・ホームズさんの物語っていったら、
 作者はアーサー・コナン・ドイル卿だよ!
 ドイル卿の著作でなければ偽物だ!贋作だ!と。

 けれど、この御本は“ちょっと特別”なようです。

 コナン・ドイル卿の作品の著作権等を管理するコナン・ドイル財団から
 《新たなホームズ物語》
 として、
 初の正式な認定を受けた長編作品!

「つまりィ、おすみつきィ!」
「がるるぐるがぅるる?」(←訳:タダの贋作じゃない?)

 さて、どうなんでしょう?
 タダの贋作なんかじゃない、
 余程の名作なのか、
 それともツッコミどころ満載の迷作なのか、
 読んでみなくちゃ!

「なつかしのォ、べーかーすとりーとッ!」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:バイオリンの音色!)

 発表するには差し障りがあり過ぎる――

 ワトスン博士がそう考え、
 ストランド誌には掲載せず、
 銀行の金庫に仕舞いこんだ物語がありました。

 それが、この『絹の家の事件』です。

 1890年の11月も末の頃、
 結婚でベイカー街の下宿から離れたものの、
 たまたま親友ホームズさんを訪ねていたワトスン博士の眼前に、
 依頼人は現れました。

   何者かが我が家を見張っているんです!

 依頼人の求めに応じ、
 家と周辺を調査していたホームズさんとワトスン博士は、
 やがて、巨大な闇と対峙する事態に……!

「だいとしィ、ろんどんッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:疾走する馬車!)

 公認・新ホームズ譚の出来栄えや如何に?
 筋金入りのホームズさんファン諸氏からのジャッジは、
 YESと出るか?
 NOと叫ばれるか?

 ミステリ好きな活字マニアさんは、ぜひ御自身の目で判定してくださいね~♪



 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする