こんにちは、ネーさです。
前回・前々回とローカルなお祭りの話題に付き合ってくださり、
皆さま、まことにありがとうございました♪
さあ、今日は読書タイム復活です~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
わッしょいィ~はァ??」
「がるる!ぐっるぅるぅ~!」(←訳:虎です!わっしょいぃ~!)
テディちゃ、虎くんも、しっかり!
お祭りモードから脱却するためにも、
今日はね、いまイチ推し!話題の一冊を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!
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―― ランチのアッコちゃん ――
著者は柚木麻子(ゆずき・あさこ)さん、2013年4月に発行されました。
ランチ、と題名にあっても、
この御本、グルメなガイドブックじゃあなくて、
小説作品です。
……でも、目を惹く表紙ですねえ。
「ふァ~♪ たまごやきィ~♪」
「ぐぅるるーるがるぐるる!」(←訳:ウィンナーとプチトマト!)
彩りも鮮やかで、
お昼の弁当のあるべき姿ってコレよね!と言いたくなっちゃいますが。
その日。
澤田三智子(さわだ・みちこ)さんが会社に持参したのは、
もうちょっと地味な……
いえ、ずいぶーんと暗い色調のお弁当でした。
ひじき、
肉じゃが、
五目豆を、
ご飯と一緒になんとなく詰めただけのもの。
「ふむふむゥ、わふうゥ~、でスねッ?」
「がるるぐるるぅる!」(←訳:素朴でいいじゃん!)
ええ、飾り気はないけれど質実なこのお弁当を、
美味しかったわ、
と言ってくれる人がいたのです。
アッコ女史こと、
黒川敦子(くろかわ・あつこ)さん。
三智子さんが働く小学生用の教材を専門とする小さな出版社の、
アッコ女史は、営業部唯一の女子正社員であり、
部長さん。
ふとしたきっかけから、
三智子さんのお弁当をアッコ女史が食べることになって、
美味しかったわ、と褒めてもらって……
「よかッたでスゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:嬉しいね!)
良かった……のでしょうか?
アッコ女史、三智子さんにいきなり取引を申し出ます。
来週一週間、私のお弁当を作ってくれない?
「ほぺッ??」
「がるぅ?」
もちろん御礼はする、とアッコ女史は言います。
ランチの取り替えっこ。
来週は、三智子さん、あなたが、
私がいつも行くお店でランチを食べてきなさい!
それが御礼よ!
「とりひきィ、ッていうよりィ~…」
「ぐる??」(←訳:命令??)
気弱な三智子さんには、
とてもNO!と拒むなど出来ません。
週が明け、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも
お弁当を作ってきた三智子さん。
このお弁当はどう評価されるのかな?
美味しいって言ってもらえるんだろうか?
それと、
私が今日食べることになってるランチって……?
「しばらくぶりのォ、がいしょくゥ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:実はドキドキ!)
アッコ女史は、どんなランチを手配したのでしょうか。
指定されたランチの場所で、
三智子さんは何を見つけるのか――
「どきどきィがァ~」
「ぐるるる!」(←訳:加速する!)
表題作『ランチのアッコちゃん』他、
『夜食のアッコちゃん』
『夜の大捜査先生』
『ゆとりのビアガーデン』
の全4作品が収められた短編集は
不思議とココロが上向きになる御本です♪
月曜から金曜日までの、
アッコ女史プロデュースによる
元気注入“ランチ”メニューに
ぜひとも目を通してくださいね~!
「おあじはァ、もうゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:保証付きです!)
前回・前々回とローカルなお祭りの話題に付き合ってくださり、
皆さま、まことにありがとうございました♪
さあ、今日は読書タイム復活です~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
わッしょいィ~はァ??」
「がるる!ぐっるぅるぅ~!」(←訳:虎です!わっしょいぃ~!)
テディちゃ、虎くんも、しっかり!
お祭りモードから脱却するためにも、
今日はね、いまイチ推し!話題の一冊を御紹介いたしますよ。
こちらを、どうぞ~!

―― ランチのアッコちゃん ――
著者は柚木麻子(ゆずき・あさこ)さん、2013年4月に発行されました。
ランチ、と題名にあっても、
この御本、グルメなガイドブックじゃあなくて、
小説作品です。
……でも、目を惹く表紙ですねえ。
「ふァ~♪ たまごやきィ~♪」
「ぐぅるるーるがるぐるる!」(←訳:ウィンナーとプチトマト!)
彩りも鮮やかで、
お昼の弁当のあるべき姿ってコレよね!と言いたくなっちゃいますが。
その日。
澤田三智子(さわだ・みちこ)さんが会社に持参したのは、
もうちょっと地味な……
いえ、ずいぶーんと暗い色調のお弁当でした。
ひじき、
肉じゃが、
五目豆を、
ご飯と一緒になんとなく詰めただけのもの。
「ふむふむゥ、わふうゥ~、でスねッ?」
「がるるぐるるぅる!」(←訳:素朴でいいじゃん!)
ええ、飾り気はないけれど質実なこのお弁当を、
美味しかったわ、
と言ってくれる人がいたのです。
アッコ女史こと、
黒川敦子(くろかわ・あつこ)さん。
三智子さんが働く小学生用の教材を専門とする小さな出版社の、
アッコ女史は、営業部唯一の女子正社員であり、
部長さん。
ふとしたきっかけから、
三智子さんのお弁当をアッコ女史が食べることになって、
美味しかったわ、と褒めてもらって……
「よかッたでスゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:嬉しいね!)
良かった……のでしょうか?
アッコ女史、三智子さんにいきなり取引を申し出ます。
来週一週間、私のお弁当を作ってくれない?
「ほぺッ??」
「がるぅ?」
もちろん御礼はする、とアッコ女史は言います。
ランチの取り替えっこ。
来週は、三智子さん、あなたが、
私がいつも行くお店でランチを食べてきなさい!
それが御礼よ!
「とりひきィ、ッていうよりィ~…」
「ぐる??」(←訳:命令??)
気弱な三智子さんには、
とてもNO!と拒むなど出来ません。
週が明け、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも
お弁当を作ってきた三智子さん。
このお弁当はどう評価されるのかな?
美味しいって言ってもらえるんだろうか?
それと、
私が今日食べることになってるランチって……?
「しばらくぶりのォ、がいしょくゥ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:実はドキドキ!)
アッコ女史は、どんなランチを手配したのでしょうか。
指定されたランチの場所で、
三智子さんは何を見つけるのか――
「どきどきィがァ~」
「ぐるるる!」(←訳:加速する!)
表題作『ランチのアッコちゃん』他、
『夜食のアッコちゃん』
『夜の大捜査先生』
『ゆとりのビアガーデン』
の全4作品が収められた短編集は
不思議とココロが上向きになる御本です♪
月曜から金曜日までの、
アッコ女史プロデュースによる
元気注入“ランチ”メニューに
ぜひとも目を通してくださいね~!
「おあじはァ、もうゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:保証付きです!)