「こんにちわッ、テディちゃでス!
ほぼほぼォ~らすとォすてーじィ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!勝負の金曜日!)
こんにちは、ネーさです。
最後の山岳ステージを終えたツール・ド・フランス2017は、
現地時間で金曜日は下りがメインの第19ステージ、
土曜日はマルセイユでの個人TT、
そして日曜日にパリへ凱旋しますよ♪
今日も選手さんたちの最後の踏ん張りにエールを送りながら、
さあ、読書タイムと参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 生け雑草 ――
著者は小林南水子(こばやし・なみこ)さん、2017年7月に発行されました。
『生け雑草』は『いけざっそう』とお読みくださいね。
「むむむゥ? ざッそうゥ~??」
「ぐるるがるるぐるるる~!」(←訳:とてもそうは見えない~!)
ええと、先ずは。
雑草の定義について、
皆さまそれぞれの認識があることは疑いありません。
ひとくくりに雑草と呼ぶなんて、なんて失礼な!
ちっぽけな花にもちゃんと名前があるんだから!
と、言いたくもなるかもしれませんが。
著者・小林さんが如何に“小さな花”を愛でているのかは、
頁を捲っていただければ、すぐに分かります。
道端や、空き地。
野原や河川敷。
ごく身近な場所に生えている草花たち。
「おみせではァ、うッてませんッ!」
「がるぐる~!」(←訳:でも綺麗~!)
今の季節――《夏》でいうなら、
ニラの花、
ガクアジサイ、
ヒルガオ、
サルスベリにミョウガ、
ヤツデ、フキ……。
「ええッ? やつでッ?」
「ぐるるがるる?!?」(←訳:フキを花瓶に?!?)
ええ、そうなんです、
ヤツデを、フキを、花瓶に挿して飾る、ですって?
と、私ネーさ、驚きました。
驚いて、そして、反省いたしました。
そうですよね、
フキを生けちゃいけない、っていうルールはないんですよね。
だったら……やってみてもいいんだ!
フキ、ウェルカムです。
ゴーヤのツタも、
ムクゲのお花も、
ササの葉も、もちろんOKでしょう!
「ふうむゥ! これはァ~…」
「がるるぐる!」(←訳:新鮮な眺め!)
春にはヤエムグラを。
ナノハナや、タンポポを。
タケノコは、茹でる前にしっかり目で味わって。
ヘビイチゴも、シロツメクサも。
秋にはアザミの綿毛、
ハギとスズキとオミナエシでもいいし、
サトイモの葉も造形的!
「さといもッ!」
「ぐるぅるる!」(←訳:おしゃれだ!)
冬は、ちょっと心細げに咲き残ったコスモス。
黄色いユズの実を飾り、
フキの花、
カラスノエンドウも巻きひげごと、器に、ぽん!と。
「そこォ、だいじィでス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:花器がいいよね!)
ええ、この御本で特に注目していただきたいのは、
花器の見事さ!
青磁の器や陶器の花瓶もありますが、
硝子のグラス、
コーヒージャグ、香水瓶、
ヨーグルトの空き瓶やカフェオレボウル、
時には飯台や渓流釣りの魚籠など、
イレギュラーな花器も多数登場していて、
それがなんとも好ましいのです。
「ぜつみょうのォ、ばらんすゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:みんな可憐!)
ジャンルでいうなら、
本屋さんでは、フラワーアレンジメントのコーナーで
この御本を出会える……でしょうが、
写真集としても素晴らしい一冊です。
暑さに疲れ果てた眼を
静かに、ゆるやかに、
労り癒してくれる“花の本”を、
皆さまも、ぜひ♪
ほぼほぼォ~らすとォすてーじィ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!勝負の金曜日!)
こんにちは、ネーさです。
最後の山岳ステージを終えたツール・ド・フランス2017は、
現地時間で金曜日は下りがメインの第19ステージ、
土曜日はマルセイユでの個人TT、
そして日曜日にパリへ凱旋しますよ♪
今日も選手さんたちの最後の踏ん張りにエールを送りながら、
さあ、読書タイムと参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 生け雑草 ――
著者は小林南水子(こばやし・なみこ)さん、2017年7月に発行されました。
『生け雑草』は『いけざっそう』とお読みくださいね。
「むむむゥ? ざッそうゥ~??」
「ぐるるがるるぐるるる~!」(←訳:とてもそうは見えない~!)
ええと、先ずは。
雑草の定義について、
皆さまそれぞれの認識があることは疑いありません。
ひとくくりに雑草と呼ぶなんて、なんて失礼な!
ちっぽけな花にもちゃんと名前があるんだから!
と、言いたくもなるかもしれませんが。
著者・小林さんが如何に“小さな花”を愛でているのかは、
頁を捲っていただければ、すぐに分かります。
道端や、空き地。
野原や河川敷。
ごく身近な場所に生えている草花たち。
「おみせではァ、うッてませんッ!」
「がるぐる~!」(←訳:でも綺麗~!)
今の季節――《夏》でいうなら、
ニラの花、
ガクアジサイ、
ヒルガオ、
サルスベリにミョウガ、
ヤツデ、フキ……。
「ええッ? やつでッ?」
「ぐるるがるる?!?」(←訳:フキを花瓶に?!?)
ええ、そうなんです、
ヤツデを、フキを、花瓶に挿して飾る、ですって?
と、私ネーさ、驚きました。
驚いて、そして、反省いたしました。
そうですよね、
フキを生けちゃいけない、っていうルールはないんですよね。
だったら……やってみてもいいんだ!
フキ、ウェルカムです。
ゴーヤのツタも、
ムクゲのお花も、
ササの葉も、もちろんOKでしょう!
「ふうむゥ! これはァ~…」
「がるるぐる!」(←訳:新鮮な眺め!)
春にはヤエムグラを。
ナノハナや、タンポポを。
タケノコは、茹でる前にしっかり目で味わって。
ヘビイチゴも、シロツメクサも。
秋にはアザミの綿毛、
ハギとスズキとオミナエシでもいいし、
サトイモの葉も造形的!
「さといもッ!」
「ぐるぅるる!」(←訳:おしゃれだ!)
冬は、ちょっと心細げに咲き残ったコスモス。
黄色いユズの実を飾り、
フキの花、
カラスノエンドウも巻きひげごと、器に、ぽん!と。
「そこォ、だいじィでス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:花器がいいよね!)
ええ、この御本で特に注目していただきたいのは、
花器の見事さ!
青磁の器や陶器の花瓶もありますが、
硝子のグラス、
コーヒージャグ、香水瓶、
ヨーグルトの空き瓶やカフェオレボウル、
時には飯台や渓流釣りの魚籠など、
イレギュラーな花器も多数登場していて、
それがなんとも好ましいのです。
「ぜつみょうのォ、ばらんすゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:みんな可憐!)
ジャンルでいうなら、
本屋さんでは、フラワーアレンジメントのコーナーで
この御本を出会える……でしょうが、
写真集としても素晴らしい一冊です。
暑さに疲れ果てた眼を
静かに、ゆるやかに、
労り癒してくれる“花の本”を、
皆さまも、ぜひ♪