このブログを読んで下さっているM岡さんが『海尻巌詩集』(昭和50年刊)を送って下さる。
M岡さんにはまだお会いしたことがありません。
実はこの詩集、わたし、先日ここに紹介した古書目録から注文していたのです。ところがM岡
さんとメール交換している中で、M岡さんも発注しておられることが分かった。で、「抽選になり
ますね」と言っていたのだった。結局、M岡さんが射とめられたのだが、わたしに無償提供し
て下さった。いやあ、いいのでしょうか。下司な言い方ですが、当たらなくて儲かったという感
じで複雑な気持ちです。
ここは素直に「ありがとうございます」。
「花束にかえて」と題して竹中郁氏が序文を書いておられる。
跋文を中村隆氏が。
そして、著者、海尻氏の「あとがき」。
まず、この三つの文章を読みました。
いい文章です。竹中、中村両氏の愛情あふれる文章は感動的です。
海尻氏のあとがきも、人間味あふれるものです。
作品、これから読むのが大いに楽しみです。
装丁と挿画は貝原六一氏。この四氏、今はみな故人となられている。
いいですねえ。
このような挿画が11点、詩集を飾っています。
少しも邪魔になりません。
因みに海尻氏は、うちの家内の故郷、出石郡のお生まれです。
ただ町は違って、この人、出石郡但東町です。家内は出石町です。
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明日、10日(水)の「輪」のおすすめ定食は、
「焼き魚・塩サバ」の予定です。
よろしうお願いいたします。