喫茶 輪

コーヒーカップの耳

海尻巌詩集

2010-11-09 17:14:56 | 本・雑誌

このブログを読んで下さっているM岡さんが『海尻巌詩集』(昭和50年刊)を送って下さる。

Img519

M岡さんにはまだお会いしたことがありません。

実はこの詩集、わたし、先日ここに紹介した古書目録から注文していたのです。ところがM岡

さんとメール交換している中で、M岡さんも発注しておられることが分かった。で、「抽選になり

ますね」と言っていたのだった。結局、M岡さんが射とめられたのだが、わたしに無償提供し

て下さった。いやあ、いいのでしょうか。下司な言い方ですが、当たらなくて儲かったという感

じで複雑な気持ちです。

ここは素直に「ありがとうございます」。

「花束にかえて」と題して竹中郁氏が序文を書いておられる。

跋文を中村隆氏が。

そして、著者、海尻氏の「あとがき」。

まず、この三つの文章を読みました。

いい文章です。竹中、中村両氏の愛情あふれる文章は感動的です。

海尻氏のあとがきも、人間味あふれるものです。

作品、これから読むのが大いに楽しみです。

装丁と挿画は貝原六一氏。この四氏、今はみな故人となられている。Img520

いいですねえ。

このような挿画が11点、詩集を飾っています。

少しも邪魔になりません。

因みに海尻氏は、うちの家内の故郷、出石郡のお生まれです。

ただ町は違って、この人、出石郡但東町です。家内は出石町です。

明日、10日(水)の「輪」のおすすめ定食は、

「焼き魚・塩サバ」の予定です。

よろしうお願いいたします。

コメント (2)
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