「田中元三様出版記念会ならびに獨木舟同窓会」というのに出席。
「獨木舟」というのは、以前阪神尼崎駅前にあった喫茶店の名で、田中さんはそこのマスターを40年務めた人。尼崎の庶民文化をリードすると言ってもいいような喫茶店でしたが、4年前に駅前開発にかかり閉店を余儀なくされたのでした。
会は、大阪でありました。娘が大阪へ帰る車に便乗させてもらって行きました。koh,satoと一緒に。
「この辺やと思う」という所で下ろしてもらって、さて探そうと思ったら、その交差点の角にそのビルがありました。で、時間が早すぎるのでしばらく喫茶店で時間をすごしてから行きました。
参会者50人を超える盛大な会でした。しかも出席者の文化レベルが高い。さすが尼崎で40年間、文化の香りのする喫茶店を経営してこられただけのことがある。
大学の先生、編集者、新聞記者、陶芸家、神社宮司などなど。
もしもうちの店のサヨナラパーティーをしたとしたら、絶対にこれだけのお客さんには来てもらえないと思う。まして、同窓会です。東京方面からも何人かがお見え。鳥取からもホテルを予約しての参加など、思い入れがすごいです。
田中さんの挨拶。↓
この人、マイクを持つとポケットに手を入れる癖がある。照れなんですね。おしゃべりなんだけど、シャイでもあるんです。そしてロマンチスト。
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これは花束贈呈のあと。
両側の女性はかつて「獨木舟」でアルバイト勤務をした人。花束贈呈役でした。美人です。この人たちを目当ての来客も多かったのでは?
真ん中、田中さんご夫婦。奥様の内助の功は大きいです。かつてのカウンターの中での姿が目に浮かびます。奥様は、そっとご主人を支えている感じでした。
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わたし、会の終わりに近く、突然司会者から呼びだされて、スピーチを。なんとかショートスピーチを務めました。
田中さん、おめでとうございました。