雨がよく降るのに、T石さんが来店。彼女はいつも徒歩です。
しかも今日は神戸のサンボーホールで開かれている古本市の帰りだとか。ありがたいなあ。駅からここまで寄り道して下さって。わたしも行きたいのだが残念、この足では行けない。
「これを買って来ました」と見せて下さったのが『日が暮れてから道は始まる』(足立巻一・あだちけんいち)
わたし、思わず「その本に私の名前出て来ます」と言ってしまいました。
彼女、「知らずに読んで見つけたらもっと感動したかも…」と。
それは失礼しました。わたしは軽薄な凡人です。しかしそのように彼女が言ってくれてうれしかったなあ。
彼女もうちの店を知る前は足立先生のことを知らなかったのだった。そして今はファンになって下さっている。これもうれしいことだ。