前のページに書いた「ぜぴゅろす」だが、驚きましたねえ。
だって、今朝、木津川計さんからお電話があって、そのこととは全く関係なく、午後には神戸の鈴木漠さんから「ぜぴゅろす」が送られてきて、ページを開くと木津川さんの文章が載っているんですもの。
しかもこの「ぜぴゅろす」は発行所が山梨県の清里なのですよ。遠いんです。
ところが、目次を見て、その執筆陣に驚きました。
お会いしたことのある人がたくさん。
安水稔和さん、涸沢純平さん、木津川計さん、鈴木漠さん、三木英治さん、木股初美さん。他に眉村卓さんは杉山先生の葬儀でお見かけしました。このうち「輪」にお越しいただいたことのある方は、安水、涸沢、鈴木、木股さんの各氏です。
そしてどうやら、木津川計さんは「ぜぴゅろす」に毎号エッセーを載せておられるらしい。
あっ、ここまで書いて来て思いだした。わたし一冊だけ「ぜぴゅろす」のバックナンバーを持っているはずでした。
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探し出しました。2008年春号。第3号です。
やはり木津川さん、書いておられた。
「希望の詩人に救われて」という題で杉山先生のことを。
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NHKの木津川計さんの「ラジオエッセー」聞かせて頂きました。
『コーヒーカップの耳』を見事に紹介して下さっていました。ありがたいことでした。
Fさんの話。
お父さん、89歳を施設に預けておられる。
ユニークなお父さん。
「『俺にもまだオンナが出来るか分からん、小遣いを』て言いよるから、月3万円渡してますねん」と。
「『ほんで、どこに置いてるねん?』て聞いたら、『ここにある』てイボコロリの箱に折り畳んで詰めとるねん。『そんなとこに入れるな!ゴミや思うて捨てられる』て怒ったんや」と。
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施設で足湯をしてもらえると。
ところが、介護して下さる人のより好みがあって、「指名料払うから、あの人にしてくれ」とか。
そういえばこのお父さん、病院に入院している時にも看護師さんを指名制にしてくれと駄々をこねられたのだった。