喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「砕氷船」第28号

2016-05-26 10:33:29 | 
滋賀の詩人、森哲弥さんからお贈り頂いた。

「砕氷船」28号。
苗村吉昭さんとの二人誌。
どちらも受賞歴多数の実力派詩人。

森さんの詩、「現幻転々」は、詩というより掌編小説に近い感じがする。
いかにも頭脳の優れた人の作品。力量を感じさせられます。
中で「玻璃球夢想」は詩らしい詩かな。
いかにも森さんの作品ですね。
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楽しい詩です。

連載小説「蓮海寺奇譚」(四)が面白い。
早く次が読みたいが、また半年待たねばならない。
森さんは小説家でもあります。

苗村さんの新しい連載「若き藤村、近江をゆく」が地味ながら苗村さんらしい仕事。
前の「民衆詩派ルネッサンス」は力作だったが、これは少し肩の力を抜いて書いておられるような。でもたくさんの資料を詳細に読みこんでの作業は大変かも。

森さん、ありがとうございました。
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