喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『ひょうご歌ごよみ』で遅すぎる発見

2024-03-03 08:45:15 | 宮崎修二朗翁
昨日の「みどり文庫」さんの記事。

掘り出し物があったと書きました。
その本はこれです。

宮崎修二朗翁の『ひょうご歌ごよみ』です。

これはわたしが所持するものですが、本の扉です。

この富田砕花さんの有名な短歌「しんとろり」の書は肉筆なのです。
榊莫山と並び称された明石の書家、村上翔雲師の手になるもの。

宮崎翁への友情で書かれたもの。3000枚、大変だったということをわたしは聞いています。
このページを切り取って額装すれば立派な書作品になります。
付けられていた値段はそれを考慮されていないものでした。
棚に戻しておきましたので、値段変わっていなければ早い者勝ちですよ。

ところで今朝、この本の田中冬二の項を見ていてわたしは「アッ」と言いました。

城崎温泉の田中冬二の詩碑のこと。「清嵐亭の前に」と書かれている。
あの苦労は何だったんだ?ということです。
『KOBECCO』2月号のわたしのエッセイです。その詩碑の事を書いてます。

『完本・コーヒーカップの耳」 小さな火に見合う小さな湯気が一日中上がっている
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 危ない欄干 | トップ | 今日の札場筋 2024・3・4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宮崎修二朗翁」カテゴリの最新記事