喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「わが心の自叙伝・鹿島和夫」32

2013-05-26 10:32:42 | 鹿島和夫さん

今日のは、ちょっと目がウルウルします。
Img056_2←クリック
読みにくいでしょうか?
ダウン症の晋介君の送り迎えの担当の直子ちゃんが、トイレに行きたかったのを我慢して家に送ったのです。「ここで待ってて」と言っても晋介君には解らなくて目が離せないので。
しかも晋介君は道草をくったりわがままを言ったり、時間がかかりました。なんとか送り届けて自分の家に走って帰る途中、我慢できずにおもらしを…。
そして「あのねちょう」に書いたのがこれ。


 「おもらし」

 しんちゃんをおくっていくときから

 おトイレにいきたかったんだけど

 がまんして

 しんちゃんをいえまでつれていって

 はしっていえにかえるとき

 みちばたででてしまいました

 わたしはとってもはずかしいおもいで

 いえにかえりました

 せんせい ないしょね


最後の「せんせい ないしょね」でグッと胸にきます。

 
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