神戸の詩人江口節さんからお贈りいただきました。
『鶺鴒』22号です。
ほぼ生活詩といえる詩がならんでいて、その素直な表現に好感が持てます。
今号「小枝の先で」というコーナーがあって、その中の荻野ゆう子さんの「詩と仕事」に興味を持ちました。
「教員であることを人に知られたくない時期が長かった」と始まる文章。
正直に書かれています。
そうだったのか、というより、「やはりそうだったんだ」と思える内容。
教師は教師なりのプライドがあるんですよね。そのプライドはなかなか脱ぎにくいものなんでしょうね。
だけど荻野さんは子どもに学んでそれを脱がれたわけだ。
「子どもに学ぶ」という言葉はよく使われるが実際はなかなかに難しいことなのでしょうね。