喫茶 輪

コーヒーカップの耳

政治家さんよ。

2011-06-22 14:57:02 | 震災

 今朝の神戸新聞一面の「針路21」に米政治学者、ジェラルド・カーティスさんが書いている。

 「与党も野党も政界にいる人たちは一体何を考えているのか。日本人も、日本に関心を持っている外国人もそろってあきれている様子である。平時なら権力闘争に力を入れて、政局ばかりにエネルギーを注いでも許されるかもしれないが、東北の大震災が生み出した非常事態のとき、そういう次元の低いことばかりをやると、国民の政治不信が深まるだけだ。(中略)管総理のあと、誰が総理大臣になっても多分管さんより早く終わるだろう。不幸にも…、後略―」

 まったくわたしが最近考えていることと一緒だ。なぜみんなで、今この時のトップの人を盛りたててやろうとしないのだろう。足らずがあれば、周りの者が力を貸すべきでしょう。今、日本人同士で罵りあっている場合か!自民党の、よく見る人たちの最近の人相の悪さはどうだ!足らずといえども管さんは今、一国のトップにある人でしょう。その人をののしる言葉づかいの汚さには耳を覆いたくなる。全く品性を欠いているとしか言えない。そのような人物にこそ、国のトップには絶対になってほしくない。 日ごろ、このブログには政治的な発言はしないようにしているが、外国人の学者さんに、上記新聞記事のようなことを書かれては、発言しないわけにはいかない。今の政界の不潔感ただよう動きは、なにか、今後の復興のための膨大なお金の流れに興味を持つある種の組織の力が裏で動いているのではないかと勘繰ってしまう。

 だれがこの時期に総理大臣になりたい人があろうか。貧乏くじを引いたようなものではないか。しかし、自分の任期中に、こんな大事件が起こってしまった。本当は逃げ出したい心境ではないか。わたしなら、神経持たない。つぶれてしまう。しかし管さん、もしもここで自ら逃げ出したら、末代までの恥となるであろう。歯を食いしばってでもここは頑張らねばならない。こんなこと、誰も経験したことがない。全てうまく行くわけがない。ケチをつけ始めたらいくらでもあるだろう。しかし、こんな時だからこそ、周りの者が助けて、大将を盛りたてて行かなくてはならないのではないだろうか。応援しなくてはいけないだろう。それを、引きずり降ろそうとする勢力が勝ってしまう。情けない日本の政治家だ。下手したら、また原発容認の勢力がのさばってしまう。

管さん、ガンバレ!脱原発法案成立に!

 明日23日(木)の「輪」のおすすめ定食は、

 「冷麺」の予定です。

 よろしくお願いいたします。

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ル・マンホ

2011-06-21 19:55:31 | 喫茶・輪

Cimg0066

山さん昼食に来店。

おすすめの「冷やしうどん・おにぎり」セットを食べて、

   「金ないわ。貸しといて」

   「いいよ。貸しといたげる。お金に困った時はお互いやからね。そのかわり、名刺頂戴」

で、山さんの名刺をゲット。

Img006

     「これ、金色で印刷したらインパクトがあるのに」

山さん、「この名前が嫌なんじゃ!俺のオヤジ、他人の子の名前を頼まれてよう付けてた 

       けど、普通の名前やった。そやのに俺にはこんな名前をつけよったんや」

     「ええ名前やんか。利用次第で商売に生かせるのに。だからゴールデン名刺にし

       ィ」

山   「嫌じゃ!」

ところで、この名刺、よく見て下さい。「ル・マンホ」とあります。

これ彼の事務所があるビルですが、彼の持ち物です。

会社の名前が、「本丸」 逆から読めば、「ルマンホ」。

明日22日(水)の「輪」のおすすめ定食は、

「焼き魚・塩サバ」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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北山冬一郎

2011-06-20 23:10:55 | 北山冬一郎

北山冬一郎をお調べの方に。

わたしのこのブログに、グーグルやヤフーなどでのアクセスが入ります。

その中で、度々「北山冬一郎」での検索によるアクセスが入ります。

そうしてこのブログにたどり着いて下さった方に申し上げます。

北山冬一郎」については、昨年(2010年)10月号より、2011年2月号にかけて、タウン情報誌『KOBECCO』に詳しく書きました。興味のある方は、「KOBECCO」のホームページから、お問い合わせなり、バックナンバーの購読希望なりして頂ければありがたいです。

http://kobecco.oide.or.jp/

よろしくお願いいたします。                          出石アカル

北山冬一郎に関しては、その後、上記の『KOBECCO』に書いたこと以外にも新しい資料を教えて下さる方がありました。どうしても詳しくお知りになりたい方はコメント下さい。

2012・2・24 akaru

追記 北山冬一郎については『触媒のうた』(今村欣史著・神戸新聞総合出版センター・1800円)に詳しく書きました。
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用海小学校将棋クラブ

2011-06-20 17:55:21 | 将棋

雨ばかりでござんす。

それでなくてもヒマな「輪」は、閑古鳥が店内を我が物顔に飛びまわっておりまする。

午後、隣の用海小学校へ将棋クラブの指導に行きました。

今年は部員17名です。丁度いいぐらいの人数。

そのうち3人は公民館へも来ている子でした。他は新しい子。楽しみです。

担当は今年も合田先生。この人、将棋、全く知りません。で、わたし、久斗さんに助けてもらいながら指導に行くのです。

今日は第一回ということで、部長、副部長、書記の選出が終わったあと、「将棋のマナー」のプリントを配って、みっちりと授業しました。これを最初にちゃんとやっておかないとダメなのです。

残り時間少なくなりましたが、あとフリー対局の指導をしました。

今学期はこれで終いです。というのも、校舎は新しくなったのですが、運動場周辺の整備がまだ出来ておらず工事中なのです。だから、運動クラブが活動出来ないのです。2学期から本格的にスタートというわけです。

明日21日(火)の「輪」のおすすめ定食は、

「冷やしうどん」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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麦藁帽子

2011-06-19 20:36:33 | 

兵庫県現代詩協会の会報29号が届く。

会長さんが変わりました。わたし、春の総会に出席しませんでしたので知りませんでした。

加古川の松尾茂夫さんです。

この人、解り易い詩を書く人です。

常任理事で会報編集担当に神田さよさんが。

神田さん、人がいいから頼まれたら何でも引きうける。ご苦労様です。

編集担当はこれまで高橋夏男さんだった。

そして、高橋さん最後の編集で、わたしにエッセーを依頼して下さった。

これまで、高橋さん編集の間に何度も依頼を頂いた。ありがたかった。

今号には「麦藁帽子」と題して書きました。

Img004

今日は一日中、『KOBECCO』の原稿を書いてました。その途中で、気晴らしに精米とコーナンへの買い物。

明日20日(月)の「輪」のおすすめ定食は、

「豚肉しょうが焼き」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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「現代詩神戸」236

2011-06-18 16:13:48 | 

「現代詩神戸」236の恵投を受ける。

震災の詩が胸を打つ。

その中でこれは、特に。

北原文雄さんの「やめたいがやめられない」です。

詩といえるものではないかもしれませんが、書かずにはおれなかったのでしょう。

Img997 ←クリックして読んでみて下さい。

Img998 字が小さくて読みづらいでしょうが。

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久しぶり。

2011-06-17 18:11:07 | 懐かしい話

Cimg0066

昨日には、助代さんが来店。わたしどもは助ちゃんとお呼びしている。

以前はよく助ちゃんの家の広い庭でバーベキューをさせてもらったりしたのだった。

23年前の「輪」オープン以来のお客様だったが5年前に永住する積りで種子島に行った人。

しかし事情があって、こちらに帰って来られた。

そして今日のお客様も何年ぶりかの岩田さん。

岩田さんは葬儀社のバスの運転手をしていた人。定年退職したのだと。

この人は、わたしが10年前に出した本『コーヒーカップの耳』を気に入って下さり、自分の知人に呈上すると言ってたくさん買って下さったのでした。

「輪」もそろそろ潮時をと考えているのだが、こんな人が来て下さると躊躇してしまいます。

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ジーチの顔

2011-06-16 22:43:30 | 

咲友(sato)がジーチの顔を描いてくれたと、ケータイにメールが。

Photo

えらい、ハンサムに描いてくれました。

明日17日(金)の「輪」のおすすめ定食は、

「手づくりハンバーグ」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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棟方志功

2011-06-15 21:09:26 | 本・雑誌

必要があって、棟方志功の『わだばゴッホになる』を読んでいる。

Img990

棟方の自伝です。

まだ読み始めたばかりですが、今のところ読みやすくイメージと違いました。

挿入された絵も楽しいです。

Img991

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大阪

2011-06-15 21:01:13 | 日記

店休んで、大阪の娘のとこへ行く。

事情があって、孫の守りに。

マンション12階からの眺め。大阪の街です。

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ベランダで遊ぶsato。

Cimg5301

明日16日(木)の「輪」のおすすめ定食は、

「冷麺」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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ガラス屋

2011-06-14 18:44:42 | インポート

延原句沙弥さんの句集(昭和39年発行)を読んでいて、ある句にハタと目が留まった。

この景色、どっかで見たことがあると。

Img989 赤い傍線の句です。

「自転車で行くガラス屋が反射させ」

情景がパッと見えますねえ。

気になってしかたありません。

やがて思い出しました。たしか、杉山平一さんの詩にこんなのがあったと。

で、探しました。ありました。

この詩集の中に。Img987 『夜学生』です。

帯に、昭和18年の名詩集とあります。しかしこれは、2008年の再々復刻版です。手のひらに乗るかわいい袖珍本。まるで言葉の宝石箱のような詩集です。

その中の「町にて」

Img988 この景色だったんです。

どうでしょうか?いいですねえ。やはり、句よりも詩のほうが情感が胸に迫ってきます。

この『夜学生』が出た時、杉山さんは29歳。そして今、96歳。まだまだ詩を書き、随想も書いておられる。いつまでもお元気でいてほしいです。

歯医者さんに行きました。

歯が悪いからではありません。自ら申し出ての健診です。

二年ぶりでしたので、レントゲンを撮られました。重たい防護チョッキを着せてもらって撮りました。こんなん、昔はなかったですよね。

歯槽膿漏の検査も受けました。

で、医師の診断は、「異常なし」でした。

他にも特に悪いところはなく、歯石取りだけです。

で、お支払いは、1250円。わたし、色々事情があって、一割負担なのです。だから、もし保険がなければ、12500円というわけですね。約40分の検査、治療でした。

明日15日(水)、「輪」は臨時休業させて頂きます。

よろしくお願いいたします。

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臨時休業のお知らせ。

2011-06-14 08:34:33 | 喫茶・輪

Cimg0066

勝手ながら、明日15日(水)は急用のため、臨時休業させて頂きます。

よろしくお願いいたします。  喫茶・輪

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延原句沙弥句集

2011-06-13 20:17:38 | 本・雑誌

 もう2年も前に古書店で買ったままで読んでいなかった本、『川柳 延原句沙弥句集』をやっと読み始める。宮崎修二朗氏のおすすめ本だったのだ。

Img986

 読み始めて、なんで今まで読まなかったんやろと思いました。いや、面白い。

 人間の生身の香りが漂っている。それでいて、ちっとも臭みがない。軽やかだ。しかし、深い。深いが、一読、深さを感じさせない。あったかな鋭さがある。なんと言ったらいいのだろう、このユーモア、ウィット、ペーソス、見事なものだ。発行が昭和39年だから、中に古い題材のがあるが、句の内容、持っている精神はまったく古くない。読んでいて一人思わずニンマリしてしまう。楽しくて仕方ない。

 最初のページ、紹介しましょう。

Img985 ←ポチッ、してお読みください。

 この本、のじぎく文庫製作です。多分、宮翁さんが力を注がれた本でしょう。

 田中元三さん来店。

 随筆集『夙川の岸辺から』の著者です。

Img881

 ご著書のことなど楽しくお話させて頂く。

 やはりこの人はロマンチストだ。ねじくれたこの時代に、うれしくなります。「夙川の岸辺から』という本のタイトルはわたしあまり好きではありませんでしたが、この人とお話していると、それもありかなと思えました。実に清らかな心の持ち主なのです。

 7月に、この本の出版記念会を企ててる人たちがあるようで、わたしも出席させて頂きます。楽しみなことです。

 明日14日(火)の「輪」のおすすめ定食は、

 「冷やしうどん」の予定です。

 よろしくお願いいたします。

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「剽窃 2」

2011-06-12 17:01:42 | 原稿

一日中、どこも行かず。

店の掃除をして、TV将棋を見て、ゴソゴソ用事をして、明日の準備をして、午後は『KOBECCO』8月号のための原稿書き。「触媒のうた」第6回「剽窃 2」です。

芥川賞候補作家で詩人の中野繁雄の話。まだまだ手をつけたばかり、草稿段階です。

明日13日(月)の「輪」のおすすめ定食は、

「ばら寿司」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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梓の会展

2011-06-11 17:44:40 | アート・文化

昨夜からよく降った雨が思ったより早く上がり、しかもkohたちが午後いつもより早く大阪へ帰って行ったので、神戸に版画展を観に行った。

―こうべ版画シティ『梓の会』展―です。

王子動物園そばの兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー

いつも、由良佐知子さんから案内状を頂いて行くのだが、今回はわたしが忙しくしているのを気づかってか、案内状を頂けなかった。ある筋からの情報で知ったわけです。

Cimg5271

受付で撮影許可いただきました。好きな作品をアップします。

Cimg5254 三井光さんの「コッツウォルズ Ⅱ」です。明るくて、うちの店に飾っても似合いそう。

Cimg5264 橋本定男さんの「桜の景・湯布院」と「桜の景・岩国」です。素朴で明るい絵ですね。

以下4点は稻継次郎さんの作品。わたし、この人の作品以前から好きです。オシャレで清潔感があって、シャープです。

Cimg5258 Cimg5259 Cimg5260 Cimg5270

そして、由良さんの作品。

この人もずっと作風が変わらない。パッと見は地味な絵です。色も地味ですが、手間ひまかけてます。じっくりと完成させておられる。深みがあります。具象に見えて100%の具象ではない。奥の方から何かを語りかけてくるようなものがあります。あちらからじっと見られているような。

Cimg5265  Cimg5266

Cimg5267  Cimg5269

由良さんは、知的な詩を書く人で、すでに二冊の詩集を持つ詩人でもあります。

会場一階の様子です。二階にもあるのですが…。

Cimg5262_2 ←クリックしてください。広いです。

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